国際家族計画連盟(International Planned
Parenthood Federation、IPPF)は、本部をイギリスのロンドンに置くセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス活動を行う世界最大規模のNGOである。この度IPPFの会長、ジャクリーン・シャープ(Jacqueline Sharp)博士は、テウォドロス・メレッセ(Tewodros Melesse)氏を新事務局長に任命した。
メレッセ氏は2002年にIPPFアフリカ地域事務局長に就任し、在任中サハラ以南のアフリカ諸国44カ国における、多岐にわたる保健及び開発の課題のマネジメントを担ってきた経歴を持つ。
エチオピア出身の同氏はまた、アフリカ連合(African
Union、AU)による「セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルスに関するアフリカ大陸政策枠組」や、「マプト行動計画」の立案、採択の過程において、技術面及びマネジメント面で支援を提供し、極めて重要な役割を担った。
さらにメレッセ氏は、将来的には、各国のIPPFの各国加盟協会を強化し、十分なサービスを受けられない世界中の人々に対してサービスを届けていくことを目指す、と語っている。
同氏はまた、持続可能な開発及び人権の保障におけるセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルスの重要性について、各国政府の共通の理解を確保するよう働きかけると述べた。
メレッセ氏は、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学で経済学を専攻した。1984年より家族計画とリプロダクティブ・ヘルス分野に従事し、米国を拠点としてリプロダクティブ・ヘルス分野で活動するNGO、パスファインダー・インターナショナル(Pathfinder International)、を経てIPPFアフリカ地域事務局に務めた後、IPPFアフリカ地域事務局長に就任した。
同氏は、前任者となる現IPPF事務局長のジル・グリア(Gill Greer)博士が、セクシュアル・ライツに関する、新しい発想とアプローチの推進に尽力してきたことに対し、賛辞の言葉を送ったという。たゆまぬ努力により人権活動を続けてきた同博士は、リプロダクティブ・ヘルス・サービスへのアクセスが難しい人々の、質の高いサービスへのアクセスを可能にするために、取り組んできた。
また関連する人事として、元IPPFアフリカ地域事務局の財務担当者であり、IPPFリベリア(Planned Parenthood Association
of Liberia)の理事会のメンバーでもある、ロゼリン・トウェ(Roseline Toweh)氏が、IPPF会長によって、ロンドンに拠点を置くIPPF本部の世界基金委員会(Global
Fund Committee)の委員長に任命されている。
(Source: AllAfrica.com,
25 May 2011)