組織概要

Bangladeshi girls sitting together in a row

1950年代初頭、「怒りをもって立ち上がれ」のスローガンを掲げた男女が、女性が自分の妊娠・出産をコントロールする権利を求めて声高にキャンペーンを始めました。

家族計画は人権ですが、これまで多くの国や地域で、社会的慣習によって実現を阻まれてきました。今日では当然とされている考え方への賛同を得るために、当時の活動家は大きな敵意に立ち向かいました。投獄される活動家もいる中、文化、伝統、法律、宗教観と向き合いながら、世界中の女性たちの生活向上を目指して活動が続けられました。結果、1952年に開かれた第3回国際家族計画会議において、8カ国の家族計画協会によって国際家族計画連盟(IPPF)が設立されました。

それから60年余、IPPFは140カ国以上の加盟協会を擁する連盟として、170カ国以上で事業を実施し、世界中で4万5,245カ所のサービス提供拠点を運営しています。2015年には、1億7,530万件のセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルスサービスを提供しました。

組織体制と資金について

IPPF事務局は英国ロンドン本部と6つの地域事務局から構成されます。

  • アフリカ地域事務局(ケニア、ナイロビ)
  • アラブ地域事務局(チュニジア、チュニス)
  • 東・東南アジア・大洋州地域事務局(マレーシア、クアラルンプール)
  • 欧州地域事務局(ベルギー、ブリュッセル)
  • 南アジア地域事務局(インド、ニューデリー)
  • 西半球地域事務局(米国、ニューヨーク)

各地域事務局は、所管地域の加盟協会の活動を支援、促進し、コアファンド(IPPF本 部から提供される使途の限定がない資金)を分配します。

IPPF全体の方針決定のため、年に2回開催される中央理事会に、各地域から4人の地域代表が出席します。また、IPPFの活動はボランティア主義に深く根ざしており、何百万人ものボランティアが世界中でIPPFの活動に参加しています。

ビジョン

世界のすべての人々が差別されることなく自分の健康(ウェルビーイング)と性(セクシュアリティ)について自由な選択ができる社会を目指します。

ミッション

60年以上もの活動や成果を踏まえ、次のミッションに基づいて活動します: - 現地が主導しグローバルにつながる市民社会運動のリーダーとして、十分なサービスを受けられない人々を含む、すべての人の性と生殖に関する健康と権利を擁護し、必要なサービスの提供を保障します。

活動理念

私たちの活動理念は以下のとおりです。

  • 社会的共生:最もサービスを受けにくい人々の権利保障にコミットし、実際にそれを実現する。
  • 多様性:年齢、ジェンダー、地位、アイデンティティ、性的指向にかかわらず、すべての人々を尊重する。
  • 情熱:情熱と決意をもって活動し、他者がすべての人々のための社会正義を目指して立ち上がり、追求する勇気を持てるよう勇気づける。
  • ボランティア精神:様々な役割の完遂を強力に後押し、ミッションの達成に向けて連盟を鼓舞する 。
  • 説明責任:実績、倫理性、透明性のレベルを高く保つことで、信頼の基盤となる説明責任を果たす。

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