人身売買の被害者を支援する

ネパールの少女たち

ネパールの加盟協会、IPPFネパール(FPAN)は少女たちの人身売買撲滅プロジェクトを運営しています。

毎年女性や少女たちはインドの性産業で働くために人身売買されています。その他には、工事や家事労働に従事させられたり、サーカスのメンバーとして売られることもあります。現在、20万人ものネパール人の少女や女性たちがインドの売春宿にいると推定されています。

人身売買された少女や若い女性たちは恐ろしい搾取や虐待に苦しみます。彼女たちが受ける傷は、身体的、また精神的なものです。たとえネパールに戻ることができたとしても、コミュニティーの中の社会的な汚名や偏見に直面しなくてはなりません。

少女たちの人身売買撲滅プロジェクトは二つの主な目標があります。人身売買を生きのびてネパールに戻った人々の経済的な機会と、リプロダクティブヘルス/ライツを促進し、その他の女性たちが人身売買の被害にあわないようにリスクについて教育し、経済的に自立することで海外に仕事があるという話に誘惑されないように手助けします。

19歳のスニタは17歳の時にインドに人身売買されました。しかし、現在スニタは自力でお金を稼いでいます。彼女は、少女たちの人身売買撲滅プロジェクトが3,5000ルピーの資金を提供したマッシュルーム畑をシェアする8人の女性のうち1人であり、彼女と娘の未来に対する大きな希望を持っています。また、彼女はほかの若い女性たちが人身売買に巻き込まれることを防ぐための活動に参加しています。

「私はたくさん泣きました。家に帰りたかったのです。これから一生、お母さんやお父さん、兄弟には会えないと思いました。あの地獄で一生生きていかなくてはいけないと思いました。

私はそこで働く一人の男にレイプされ、その結果妊娠しました。私がここに戻ってきたときには妊娠一カ月でした。お金がなく、家族は非常に貧しい状態でした。特に、私の家族は私を取り戻すため、1000ルピーを得るためにやぎを売りました」

現在、マッシュルームビジネスで得た利益で、スニタは両親を助け、自分自身を養うことができます。「この畑から収入を得られることで本当に助かっています」と彼女は言います。「去年、私たち畑の共同経営者たちは25,000ルピーの収益を得ました。今年は100,000ルピーの収益を目指していて、毎年利益を拡大していきたいと思っています。私たちは一番のお金持ちになりたいです!これから人生をかけて、取り組んでいきたいです」

自分で自由にできるお金を持つのは気分がいいことか尋ねると、彼女は恥ずかしそうにほほ笑みました。「私はとても幸せです。私の娘は今2歳になります。私は教育を受けられなかったので、字を読むことができません。私は娘に教育を授けて、彼女が成功することを望んでいます。私は彼女が自立して自分でお金を稼げるように、技術を与えてあげたいと思っています。

インドでのことを思い出すとつらくなります。あそこでの生活はとても苦しかった。今、私はほかの少女たちにこれらの情報を提供して、インドには行かないように伝えています。彼女たちが私と同じような目に合わないために、私はこれからもずっと伝え続けていきます」

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