4月24日、東京・麹町にて、IPPF事務局長らと日本のSRHR専門家との会合が行われました。
IPPFからは、アルバロ・ベルメホ事務局長、福田友子東・東南アジア・大洋州地域事務所長、谷口百合本部チーフ戦略連携開発(東南アジア)が来日。
日本の専門家からは、早乙女智子氏(性と健康を考える女性専門家の会)、池田裕美枝氏(SRHRジャパン)、中島かおり氏(ピッコラーレ)、染矢明日香氏(ピルコン)、福田和子氏(#なんでないのプロジェクト)が参加しました。
専門家たちからは、日本のSRHRの課題として、日本の性教育の遅れや、政治の場に女性が少ない点が挙げられました。質疑応答の中では、アルバロ氏からは、国際的な連帯の重要性や、他国でのSRHRの運動の取り組みなどに関して、知見が共有されました。
ベルメホIPPF事務局長と意見交換の様子。©️JOICFP
SRHR推進に向け、さらなる結束 ©️JOICFP
会合後は、ジョイセフにて、IPPF事務局長によるレクチャーが行われました。
レクチャー後の様子 ©️JOICFP
さらに、4月28日には東京・芝浦にて、IPPFからアルバロ氏・福田氏・谷口氏と、日本のSRHRの活動を行うユースたちによる、ダイアログセッションが行われました。
日本のユースからは、SRHRユースアライアンスから4名、ピルコンから3名、Fifty’s projectから1名、上智大学から1名、Women for Womenから1名、ジョイセフから2名のユースが参加しました。
SRHRユースアライアンスは、IPPF ESEAORのOpportunity Fundを活用し、初年度の活動資金としたアドボカシー活動、意識啓発、専門家の方との勉強会や国会議員などとの意見交換会などを精力的に行ってきました。
ダイアログセッションの様子 ©️JOICFP
質疑応答にて、日本のユースたちは、SRHRについてどのように世論を動かしてきたかなどについて質問し、他国の例も交えながら、有意義な意見交換となりました。
自分たちの身体に関する権利について知り、アクションを起こすことの重要性を共有して、セッションは終了しました。
ダイアログセッション後の様子 ©️JOICFP
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