国際家族計画連盟(IPPF)は、ロンドンに本部をおく数多くの非営利団体の中でも、かなり優遇された給与体系と福利厚生を提供しています。IPPFで働く際には、次のような福利厚生が受けられます。
ワークライフバランス
IPPFの規定では週の労働時間は35時間で、フレックスタイム制を実施しています。
年次休暇
初年度では年間25日の有給休暇が付与されます。その後、30日まで1年間の勤務につき1日、有給休暇が増えます。
多様なライフスタイルを支援
IPPFは、思いがけない事情により急に休みをとらなければならない職員をできるだけサポートする体制をとっています。フレックスタイム制、家族休暇、忌引休暇、育児休業、扶養家族のための休業などは、職員のワークライフバランスを保つために設定されています。
IPPFの産前産後休業・育児休業制度は法律で定められているよりも手厚く、養子縁組、両親の分担での取得も可能で、不妊治療にも適用できます。子育てに必要な費用を補助する制度もあります。
柔軟な勤務体系
入職から26週間が過ぎれば、すべての職員がフレックスタイム制を申請できるようになります。
給与と業績給
給与は所定の給与体系に従って定められます。
毎年7月に、一人ずつ業績評価を行い、給与の見直しが行われます。同時に行われる給与体系に反映される物価の見直しで、給与が増えることもあります。
継続的な学習・能力開発
IPPFは職員の継続的な学習・能力開発を全力で支援します。その目的は、個人的な能力開発でも、組織的な必要性によるものでも構いません。職員は一人ずつ学習計画表を作り、学習支援、研修の受講、会議への出席、メンターとの面談、ランチタイムを使った講習などに時間を充てます。IPPFには出向ポリシーと能力開発ポリシーがあり、各地の事務局の空席(産休代替、用途が制限された援助を使ったプロジェクトなど)で適切なものがあれば、6カ月から1年までの期間内の出向が可能です。出向期間が1年までであれば、元の職務に戻れます。
福利厚生(医療)
医療関係の福利厚生としては、民間の医療保健 (無料)、年次の視力検査と定期健診 とインフルエンザ予防接種、出張が多い職員には無料健診などがあります。
年金
新規職員で有資格者は自動的にステークホルダー年金(訳注:確定拠出型年金 )に加入します。職員側の出資 は任意で、本人の出資がなくても、IPPF側の積み立ては続けられます。
定期券と自転車の購入ローン
鉄道の定期券か自転車を購入する場合、IPPFの無利子ローンを使うことができます。
職員サポートプログラム
無料で24時間、秘密厳守で対応するサポートラインです。相談内容としては、カウンセリング、財務、法律などの分野をカバーしており、職員と身近な家族が利用できます。
生命保険と健康保険
入職と同時にIPPFの生命保険、健康保険に加入します。
社内イベント
年間を通じて、IPPFでは職員の親睦を深める活動のために予算を計上しています。
when