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IPPF加盟協会はシリア地震の直後から被災者に寄り添い、リプロケアを提供しています

IPPFシリア(SFPA)は地震発生後、最初に被災地に到着した機関の一つとして、被災者のシェルターや宿泊施設への安全な避難を支援しました。

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| 24 July 2024

「医療提供者向け 薬剤による人工妊娠中絶」の講座動画の日本語吹き替え版公開

IPPF(国際家族計画連盟)は、薬剤による中絶の正しい使用方法を広めるために、「医療提供者向け 薬剤による人工妊娠中絶」の教材をHow To Use Abortion Pillと共同で制作してき ました。国際産婦人科連合(FIGO)によって承認されたe-Learning教材となっています。 このたび、リプラ(リプロダクティブライツ情報発信チーム)の協力により、日本語吹き替え版動画が公開されました。 動画では、薬剤による中絶の基本的な知識から、具体的な使用方法、合併症の対応策まで、幅広い情報を提供します。日本語吹き替え版では、日本の医療提供者が理解しやすいように、分かりやすい言葉と映像で解説されています。また、視覚的な説明や実際の使用例を通じて、実践的な知識を得ることができます。 【視聴方法とリンク】 ※以下のリンクからVimeoにアクセスしてご視聴ください。 ※リプラのページはこちら                                薬剤による人工妊娠中絶 ≪動画構成:全8本≫ ・イントロダクション ・レッスン1:中絶ケアの概要 ・レッスン2:薬剤による中絶 ・レッスン3:中絶のセルフケア ・レッスン4:中絶前 ・レッスン5:薬剤による中絶を支援する方法 ・レッスン6:症状、副作用、合併症 ・レッスン7:中絶後 日本で行われる中絶方法は、真空吸引法と掻爬(そうは)法という2通りの方法しかありませんでしたが、2023年に「経口中絶薬」が承認され、薬剤による中絶方法が増えました。(経口中絶薬承認に対するIPPFによる声明はこちら) 世界保健機関(WHO)も兼ねてより薬剤による中絶方法を推奨しており、日本は2023年にようやくスタートラインに立つことができました。 今後、薬剤による中絶方法が浸透していくにあたり、この動画は、日本国内の医療提供者にとって非常に重要です。 助産学会ニュースによると、薬剤による中絶の教育や実践は、医療現場での質の向上に寄与する重要な要素とされ、助産師や医療提供者は、最新の情報と技術を習得することで、患者へのケアの質を高めることができます。今回の動画公開は、その一環として高く評価されています。 この動画を通じて、より安全で効果的な中絶医療が提供されることを期待しています。 ぜひご覧ください。

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| 25 July 2024

「医療提供者向け 薬剤による人工妊娠中絶」の講座動画の日本語吹き替え版公開

IPPF(国際家族計画連盟)は、薬剤による中絶の正しい使用方法を広めるために、「医療提供者向け 薬剤による人工妊娠中絶」の教材をHow To Use Abortion Pillと共同で制作してき ました。国際産婦人科連合(FIGO)によって承認されたe-Learning教材となっています。 このたび、リプラ(リプロダクティブライツ情報発信チーム)の協力により、日本語吹き替え版動画が公開されました。 動画では、薬剤による中絶の基本的な知識から、具体的な使用方法、合併症の対応策まで、幅広い情報を提供します。日本語吹き替え版では、日本の医療提供者が理解しやすいように、分かりやすい言葉と映像で解説されています。また、視覚的な説明や実際の使用例を通じて、実践的な知識を得ることができます。 【視聴方法とリンク】 ※以下のリンクからVimeoにアクセスしてご視聴ください。 ※リプラのページはこちら                                薬剤による人工妊娠中絶 ≪動画構成:全8本≫ ・イントロダクション ・レッスン1:中絶ケアの概要 ・レッスン2:薬剤による中絶 ・レッスン3:中絶のセルフケア ・レッスン4:中絶前 ・レッスン5:薬剤による中絶を支援する方法 ・レッスン6:症状、副作用、合併症 ・レッスン7:中絶後 日本で行われる中絶方法は、真空吸引法と掻爬(そうは)法という2通りの方法しかありませんでしたが、2023年に「経口中絶薬」が承認され、薬剤による中絶方法が増えました。(経口中絶薬承認に対するIPPFによる声明はこちら) 世界保健機関(WHO)も兼ねてより薬剤による中絶方法を推奨しており、日本は2023年にようやくスタートラインに立つことができました。 今後、薬剤による中絶方法が浸透していくにあたり、この動画は、日本国内の医療提供者にとって非常に重要です。 助産学会ニュースによると、薬剤による中絶の教育や実践は、医療現場での質の向上に寄与する重要な要素とされ、助産師や医療提供者は、最新の情報と技術を習得することで、患者へのケアの質を高めることができます。今回の動画公開は、その一環として高く評価されています。 この動画を通じて、より安全で効果的な中絶医療が提供されることを期待しています。 ぜひご覧ください。

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| 24 July 2024

画期的な決定:国連人権理事会、セクシュアル・ライツ(性の権利)に言及した初の決議を採択

2024年7月12日、第56回人権理事会において、「セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)(性と生殖に関する健康と権利)」の文言が、総意により協議文書に盛り込まれ、女性と女児の人権擁護にとって大きな前進となりました。 決議で「性と生殖に関する権利」の一部分ではなく全体が言及されたのは、国連の歴史上初のことです。 本決議「HIV/AIDSにおける人権 (Human rights in the context of HIV and AIDS)」では、各国政府に対し、「HIV(エイズ)への対応において、若者、特に少女と若い女性、そして障害者固有のニーズに取り組むこと」および 「(中略)性と生殖に関する健康と権利(SRHR)についての教育プログラムだけでなく、 性と生殖に関する健康(SRH)サービスを発展させること」が強く要望されました。 HIV(エイズ)に関して全会一致で決議が採択されたのは、2019年以来のことです。 これまでのSRH/RR(Sexual and Reproductive Health/ Reproductive Rights, 性と生殖の健康/生殖の権利)     への言及からさらに踏み込んだ「SR (Sexual Rights) 性の権利」が盛り込まれたことで、若者たちに性的暴力、女性性器切除(FGM)や夫婦間レイプから解放される権利、そして自らが選んだ相手と安全で健全な関係を築き、家族を作る/作らない自由が保障されました。 「文言が採択されたことは、国連における過去30年間のセクシュアル・リプロダクティブ・ライツ(SRR, 性と生殖に関する権利)の変遷の中で最も重要な進歩といえるでしょう。 自由、人権、身体の自己決定権への攻撃がますます増加している今、人権理事会の決議は、性的暴力のない人生を送るという人権擁護の目的に適うものでもあります」と     ジュネーブ事務所の       IPPFシニア国際アドバイザー、エステル・ワグナー氏は述べています。 人権理事会では、「女性と女児に対するあらゆる形態の差別の撤廃(Elimination of all forms of Discrimination against Women and Girls)」も採択され、すべての女性が身体の自己決定、SRH、リプロダクティブ・ライツ(RR)、安全な人工妊娠中絶へのアクセス、包括的性教育(CSE)を受ける権利を有することを再確認するとともに、「SRHおよびRR     の行使を犯罪化または制限するすべての法律と政策」を撤廃するよう、各国に求めました。また、国連決議では初めて、月経の貧困問題にも言及しています。 さらに、「若年妊娠および     テクノロジーを利用したジェンダーに基づく暴力     (tfGBV)の予防策の加速化」に関する新決議も採択され、「月経衛生管理、人権とジェンダー平等」に関する決議が更新されました。これらの決議では前回に比べ、ヘルスケアや人道的な側面が強調されました。IPPFはこれまで、国連の決議に進歩的かつ包括的な文言が含まれ、人々の生活に良い影響が与えられるよう、加盟協会や市民社会のパートナーと手を携えて活動を継続してきました。 IPPFは、権利の侵害や大きな困難に直面し、SRRを享受しにくい状況にある世界中の女性、女児、そして周縁化されたコミュニティと連帯しています。また国連レベルから、加盟協会が日々すべての人のSRHRのために闘いつづけている地域レベルまで、あらゆるレベルでの人権を推進するために尽力しています。 私たちは連帯し、その活動はゆるぎなく、すべての人が抑圧、差別、暴力から解放され、セクシュアル・リプロダクティブ・ライツを行使できるようになるまで、決して引き下がることはありません。

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| 12 July 2024

画期的な決定:国連人権理事会、セクシュアル・ライツ(性の権利)に言及した初の決議を採択

2024年7月12日、第56回人権理事会において、「セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)(性と生殖に関する健康と権利)」の文言が、総意により協議文書に盛り込まれ、女性と女児の人権擁護にとって大きな前進となりました。 決議で「性と生殖に関する権利」の一部分ではなく全体が言及されたのは、国連の歴史上初のことです。 本決議「HIV/AIDSにおける人権 (Human rights in the context of HIV and AIDS)」では、各国政府に対し、「HIV(エイズ)への対応において、若者、特に少女と若い女性、そして障害者固有のニーズに取り組むこと」および 「(中略)性と生殖に関する健康と権利(SRHR)についての教育プログラムだけでなく、 性と生殖に関する健康(SRH)サービスを発展させること」が強く要望されました。 HIV(エイズ)に関して全会一致で決議が採択されたのは、2019年以来のことです。 これまでのSRH/RR(Sexual and Reproductive Health/ Reproductive Rights, 性と生殖の健康/生殖の権利)     への言及からさらに踏み込んだ「SR (Sexual Rights) 性の権利」が盛り込まれたことで、若者たちに性的暴力、女性性器切除(FGM)や夫婦間レイプから解放される権利、そして自らが選んだ相手と安全で健全な関係を築き、家族を作る/作らない自由が保障されました。 「文言が採択されたことは、国連における過去30年間のセクシュアル・リプロダクティブ・ライツ(SRR, 性と生殖に関する権利)の変遷の中で最も重要な進歩といえるでしょう。 自由、人権、身体の自己決定権への攻撃がますます増加している今、人権理事会の決議は、性的暴力のない人生を送るという人権擁護の目的に適うものでもあります」と     ジュネーブ事務所の       IPPFシニア国際アドバイザー、エステル・ワグナー氏は述べています。 人権理事会では、「女性と女児に対するあらゆる形態の差別の撤廃(Elimination of all forms of Discrimination against Women and Girls)」も採択され、すべての女性が身体の自己決定、SRH、リプロダクティブ・ライツ(RR)、安全な人工妊娠中絶へのアクセス、包括的性教育(CSE)を受ける権利を有することを再確認するとともに、「SRHおよびRR     の行使を犯罪化または制限するすべての法律と政策」を撤廃するよう、各国に求めました。また、国連決議では初めて、月経の貧困問題にも言及しています。 さらに、「若年妊娠および     テクノロジーを利用したジェンダーに基づく暴力     (tfGBV)の予防策の加速化」に関する新決議も採択され、「月経衛生管理、人権とジェンダー平等」に関する決議が更新されました。これらの決議では前回に比べ、ヘルスケアや人道的な側面が強調されました。IPPFはこれまで、国連の決議に進歩的かつ包括的な文言が含まれ、人々の生活に良い影響が与えられるよう、加盟協会や市民社会のパートナーと手を携えて活動を継続してきました。 IPPFは、権利の侵害や大きな困難に直面し、SRRを享受しにくい状況にある世界中の女性、女児、そして周縁化されたコミュニティと連帯しています。また国連レベルから、加盟協会が日々すべての人のSRHRのために闘いつづけている地域レベルまで、あらゆるレベルでの人権を推進するために尽力しています。 私たちは連帯し、その活動はゆるぎなく、すべての人が抑圧、差別、暴力から解放され、セクシュアル・リプロダクティブ・ライツを行使できるようになるまで、決して引き下がることはありません。

ガザ地区ラファへのイスラエルの攻撃に関する声明 
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| 17 June 2024

ガザ地区ラファへのイスラエルの攻撃に関する声明 

イスラエルは今週、国連の主要司法機関である国際司法裁判所(ICJ)が即時の攻撃停止を命じたにも関わらず、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファにある避難民密集地区を攻撃しました。 この地区には、イスラエル当局から安全のために移動するよう強制され、命からがら避難し、テント生活を送っていた何千人もの人々がいました。夜間の攻撃は、就寝中の老若男女を襲い、人々は逃げる間もなく犠牲となりました。 ガザでこれ以上の死者が出ること、人々が避難を強要されることを防ぎ、イスラエル軍による破壊を阻止しなければなりません。パレスチナ人は、これまで何十年にもわたって隔離され、土地を剥奪され、重大な人権侵害に耐えてきました。パレスチナ人が直面している不公正は、植民地化と、それに伴う十分な人道上の責任が果たされていないためです。紛争について定めている国際法は、グローバル・ノースを含む、すべての国や地域によって守られなければなりません。  現時点で、犠牲者は37,000人以上にのぼります。生き残った女性や少女たちは、SRH(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス:性と生殖に関する健康)サービスを受けることもできず、生理用品、衛生用品も手に入らない状況で、多くの困難に直面しています。人々の我慢も限界に近づいています。このような事態をいち早く終わらせるため、私たち一人一人が自らの政府に、ガザへの人道支援のアクセスが滞らないよう働きかけなければなりません。また、イスラエル軍に武器を提供し、イスラエルの不処罰を支持し、停戦を要求しない政府は、その根拠を明らかにする必要があります。 IPPFは、イスラエルによるラファへの攻撃と、ガザ地区全域で続く残虐行為の即時停止を求めます。    IPPFパレスチナ(PFPPA)のアマル・アワダッラー事務局長は、次のように述べています。 「毎秒、毎分ごとに、壊滅的な状況がさらに悪化しています。日々多くの人々が大けがを負い、殺されています。妊娠中の女性は、赤ちゃんのことも心配しながら、自分自身に待ち受ける最悪の運命を危惧し、本来であれば幸せであるはずの出産までの時間が、完全な悪夢となっています。 女性や少女たちは、生理が来ても生理用品や清潔な水、衛生用品も手に入れることができず、不安を抱え、心に傷を負って生きています。パレスチナの人々が安全に十分な医療を受けながら、尊厳をもって生きる権利があることを世界中の人々が認識し、人道的に正しいことを求めて声をあげてください。ガザに住む何百万人ものパレスチナ人にとって、この悲劇は正当化できるものではありません。即時かつ完全な停戦が唯一の選択肢です」 IPPFのアルバロ・ベルメホ事務局長は、次のように述べています。  「ラファでは、ほぼすべての病院スタッフが強制的に避難させられ、大半の病院が機能停止しているため、医師が出産間近の妊婦を診察したり、妊婦が医療にアクセスできる状態ではありません。  ガザのIPPFスタッフが、この状況でも困っている人たちにSRHサービスを提供し続けていることは称賛すべきことですが、IPPFスタッフを含むすべてのパレスチナ人への私たちの心配は、恒久的な停戦が実現するまで尽きることはありません。 今、私たちの人間性が試されています。IPPFは、反植民地主義、反人種主義を掲げ、すべての人々の自由、解放にコミットします。沈黙はせず、声を上げつづけます」  パレスチナへの緊急支援のご寄付は、こちらからお願いいたします。

ガザ地区ラファへのイスラエルの攻撃に関する声明 
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| 30 May 2024

ガザ地区ラファへのイスラエルの攻撃に関する声明 

イスラエルは今週、国連の主要司法機関である国際司法裁判所(ICJ)が即時の攻撃停止を命じたにも関わらず、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファにある避難民密集地区を攻撃しました。 この地区には、イスラエル当局から安全のために移動するよう強制され、命からがら避難し、テント生活を送っていた何千人もの人々がいました。夜間の攻撃は、就寝中の老若男女を襲い、人々は逃げる間もなく犠牲となりました。 ガザでこれ以上の死者が出ること、人々が避難を強要されることを防ぎ、イスラエル軍による破壊を阻止しなければなりません。パレスチナ人は、これまで何十年にもわたって隔離され、土地を剥奪され、重大な人権侵害に耐えてきました。パレスチナ人が直面している不公正は、植民地化と、それに伴う十分な人道上の責任が果たされていないためです。紛争について定めている国際法は、グローバル・ノースを含む、すべての国や地域によって守られなければなりません。  現時点で、犠牲者は37,000人以上にのぼります。生き残った女性や少女たちは、SRH(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス:性と生殖に関する健康)サービスを受けることもできず、生理用品、衛生用品も手に入らない状況で、多くの困難に直面しています。人々の我慢も限界に近づいています。このような事態をいち早く終わらせるため、私たち一人一人が自らの政府に、ガザへの人道支援のアクセスが滞らないよう働きかけなければなりません。また、イスラエル軍に武器を提供し、イスラエルの不処罰を支持し、停戦を要求しない政府は、その根拠を明らかにする必要があります。 IPPFは、イスラエルによるラファへの攻撃と、ガザ地区全域で続く残虐行為の即時停止を求めます。    IPPFパレスチナ(PFPPA)のアマル・アワダッラー事務局長は、次のように述べています。 「毎秒、毎分ごとに、壊滅的な状況がさらに悪化しています。日々多くの人々が大けがを負い、殺されています。妊娠中の女性は、赤ちゃんのことも心配しながら、自分自身に待ち受ける最悪の運命を危惧し、本来であれば幸せであるはずの出産までの時間が、完全な悪夢となっています。 女性や少女たちは、生理が来ても生理用品や清潔な水、衛生用品も手に入れることができず、不安を抱え、心に傷を負って生きています。パレスチナの人々が安全に十分な医療を受けながら、尊厳をもって生きる権利があることを世界中の人々が認識し、人道的に正しいことを求めて声をあげてください。ガザに住む何百万人ものパレスチナ人にとって、この悲劇は正当化できるものではありません。即時かつ完全な停戦が唯一の選択肢です」 IPPFのアルバロ・ベルメホ事務局長は、次のように述べています。  「ラファでは、ほぼすべての病院スタッフが強制的に避難させられ、大半の病院が機能停止しているため、医師が出産間近の妊婦を診察したり、妊婦が医療にアクセスできる状態ではありません。  ガザのIPPFスタッフが、この状況でも困っている人たちにSRHサービスを提供し続けていることは称賛すべきことですが、IPPFスタッフを含むすべてのパレスチナ人への私たちの心配は、恒久的な停戦が実現するまで尽きることはありません。 今、私たちの人間性が試されています。IPPFは、反植民地主義、反人種主義を掲げ、すべての人々の自由、解放にコミットします。沈黙はせず、声を上げつづけます」  パレスチナへの緊急支援のご寄付は、こちらからお願いいたします。

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| 06 March 2024

速報: フランス、世界で初めて中絶の権利を憲法に明記

IPPFフランス(MFPF)が、全国規模のキャンペーンを主導し、フランスの議員たちは本日、中絶を「保障された自由」として同国の憲法に明記しました。 2022年に米国の最高裁がロー対ウェイド裁判を覆したとき、中絶の権利が脅威にさらされる可能性が世界に示されました。 反権利、反民主主義、保守的な運動が台頭する中、MFPFは、フランス憲法に中絶の権利を明記するための組織的なキャンペーンを開始、アドボカシー活動を主導し、パートナー、フェミニスト団体、医療専門家と共に法案を起草し、議員からの支持を集めました。 「これはフランスだけでなく、ヨーロッパ、そして世界にとって歴史的な決定です。米国最高裁によるロー対ウェイド裁判の覆しから1年半後、フランスの勝利は国際社会に対する明確かつ希望を与えるメッセージです」   - IPPF事務局長 アルバロ・ベルメホ これは、何百万人もの活動家が決してあきらめず、多くの支援を受けて生殖の自由のために闘い、連帯の下に運動を続けた成果です。 IPPFと加盟協会は、欧州連合(EU)が中絶の権利を基本的人権憲章に明記するよう提唱するなど、他の国でも女性と女児を保護し支援するために引き続き尽力していきます。

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| 05 March 2024

速報: フランス、世界で初めて中絶の権利を憲法に明記

IPPFフランス(MFPF)が、全国規模のキャンペーンを主導し、フランスの議員たちは本日、中絶を「保障された自由」として同国の憲法に明記しました。 2022年に米国の最高裁がロー対ウェイド裁判を覆したとき、中絶の権利が脅威にさらされる可能性が世界に示されました。 反権利、反民主主義、保守的な運動が台頭する中、MFPFは、フランス憲法に中絶の権利を明記するための組織的なキャンペーンを開始、アドボカシー活動を主導し、パートナー、フェミニスト団体、医療専門家と共に法案を起草し、議員からの支持を集めました。 「これはフランスだけでなく、ヨーロッパ、そして世界にとって歴史的な決定です。米国最高裁によるロー対ウェイド裁判の覆しから1年半後、フランスの勝利は国際社会に対する明確かつ希望を与えるメッセージです」   - IPPF事務局長 アルバロ・ベルメホ これは、何百万人もの活動家が決してあきらめず、多くの支援を受けて生殖の自由のために闘い、連帯の下に運動を続けた成果です。 IPPFと加盟協会は、欧州連合(EU)が中絶の権利を基本的人権憲章に明記するよう提唱するなど、他の国でも女性と女児を保護し支援するために引き続き尽力していきます。

30 Days Too Many for Women and Girls in Gaza
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| 14 November 2023

ガザの女性と少女にとって過酷な30日間

ハマスによる奇襲攻撃をきっかけに、イスラエルがガザ地区で前例のない戦争を宣言してから1カ月が経過しました。ガザでは人道的大惨事が続いています。 イスラエル当局によれば、10月7日以降、イスラエル市民約1,400人が死亡、200人が人質に取られ、数千人が負傷しました。ガザ地区では1万人以上が殺害され、その大半は女性と子どもです。 IPPFは、これ以上の残虐行為を阻止するため、即時かつ完全な停戦を求める国際的な要求に同意します。空爆とロケット弾による攻撃が続けば、民間人への援助物資の提供が事実上不可能になります。ガザ市民には、燃料、水、食料、医薬品が早急に必要とされていることに加え、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスケア(SRHケア)の緊急性も見過ごしてはなりません。 IPPF事務局長のアルバロ・ベルメホは、次のように述べています: 「ガザにいるIPPFの職員は現在、命がけで避難していますが、過酷な状況でも、できる限りの方法でSRHケアを提供しています。この30日間、ガザ全域に爆弾が降り注ぎ、これまで連盟として経験したことのない規模の破壊と荒廃が起きています。完全な停戦が実現しない中、私たちは、ガザで必死に援助をしようとしている同僚や民間人、人道支援者たちに及んでいる生命の危険を強く懸念しています。」 これまで数十年に渡ってイスラエルの占領と封鎖下にあるガザでは、SRHRのための物資、資源、設備不足が、すでに差し迫っていました。10月7日以降、パレスチナの母子が何千人も殺害され、リプロダクティブ・ジャスティス(性と生殖に関する社会正義)が繰り返し抑圧されています。妊婦はストレスやショックで流産し、安全に出産できる医療施設は現状存在していません。女性や女児は、生理用品や避妊具(薬)の深刻な不足を訴え、性感染症や尿路感染症の症例が増加していますが、医療処置はほとんど受けられません。 完全かつ即時停戦が実現しなければ、この悪循環は続き、さらに何千人もの妊産婦や新生児が死亡することが予想されます。また意図しない妊娠の増加、HIVを含む性感染症の蔓延、心理的トラウマや紛争に伴う性暴力の増加なども起こり、これらはすべて何世代にも渡って長期的な影響を及ぼすでしょう。 IPPFは、国連機関間常設委員会(UN-IASC)による、平和かつ安全な状況下での援助活動確立の要求に賛同します。ガザでは、女性や少女、社会的弱者のための特定のSRHケアのニーズを含め、すべての人々の緊急のニーズに応えうる、協調的な対応が必要とされています。 戦争犯罪や重大な国際人道法違反は、誰が行おうと、誰に対して行おうと、正当化することはできません。私たちは、どこにいても、何であっても、すべての人々に、緊急のSRHケアにアクセスする権利があることを再確認します。 IPPFは、イスラエルとパレスチナにおける民間人の暴力、苦しみ、死を終わらせるため、即時停戦を求めます。停戦は、公正な平和への道を歩むための重要な一歩です。

30 Days Too Many for Women and Girls in Gaza
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| 07 November 2023

ガザの女性と少女にとって過酷な30日間

ハマスによる奇襲攻撃をきっかけに、イスラエルがガザ地区で前例のない戦争を宣言してから1カ月が経過しました。ガザでは人道的大惨事が続いています。 イスラエル当局によれば、10月7日以降、イスラエル市民約1,400人が死亡、200人が人質に取られ、数千人が負傷しました。ガザ地区では1万人以上が殺害され、その大半は女性と子どもです。 IPPFは、これ以上の残虐行為を阻止するため、即時かつ完全な停戦を求める国際的な要求に同意します。空爆とロケット弾による攻撃が続けば、民間人への援助物資の提供が事実上不可能になります。ガザ市民には、燃料、水、食料、医薬品が早急に必要とされていることに加え、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスケア(SRHケア)の緊急性も見過ごしてはなりません。 IPPF事務局長のアルバロ・ベルメホは、次のように述べています: 「ガザにいるIPPFの職員は現在、命がけで避難していますが、過酷な状況でも、できる限りの方法でSRHケアを提供しています。この30日間、ガザ全域に爆弾が降り注ぎ、これまで連盟として経験したことのない規模の破壊と荒廃が起きています。完全な停戦が実現しない中、私たちは、ガザで必死に援助をしようとしている同僚や民間人、人道支援者たちに及んでいる生命の危険を強く懸念しています。」 これまで数十年に渡ってイスラエルの占領と封鎖下にあるガザでは、SRHRのための物資、資源、設備不足が、すでに差し迫っていました。10月7日以降、パレスチナの母子が何千人も殺害され、リプロダクティブ・ジャスティス(性と生殖に関する社会正義)が繰り返し抑圧されています。妊婦はストレスやショックで流産し、安全に出産できる医療施設は現状存在していません。女性や女児は、生理用品や避妊具(薬)の深刻な不足を訴え、性感染症や尿路感染症の症例が増加していますが、医療処置はほとんど受けられません。 完全かつ即時停戦が実現しなければ、この悪循環は続き、さらに何千人もの妊産婦や新生児が死亡することが予想されます。また意図しない妊娠の増加、HIVを含む性感染症の蔓延、心理的トラウマや紛争に伴う性暴力の増加なども起こり、これらはすべて何世代にも渡って長期的な影響を及ぼすでしょう。 IPPFは、国連機関間常設委員会(UN-IASC)による、平和かつ安全な状況下での援助活動確立の要求に賛同します。ガザでは、女性や少女、社会的弱者のための特定のSRHケアのニーズを含め、すべての人々の緊急のニーズに応えうる、協調的な対応が必要とされています。 戦争犯罪や重大な国際人道法違反は、誰が行おうと、誰に対して行おうと、正当化することはできません。私たちは、どこにいても、何であっても、すべての人々に、緊急のSRHケアにアクセスする権利があることを再確認します。 IPPFは、イスラエルとパレスチナにおける民間人の暴力、苦しみ、死を終わらせるため、即時停戦を求めます。停戦は、公正な平和への道を歩むための重要な一歩です。

Women and girls sheltering for their lives in Gaza face dire lack of sexual and reproductive health supplies, disease outbreak
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| 06 November 2023

ガザ避難所の女性や少女たちは、衛生用品の不足や病気の流行などの危機に直面しています

推定140万人の国内避難民(人口の半数以上)を収容するガザ地区の避難所では、女性や少女たちの間で生理用品が不足し、性感染症や尿路感染症に罹患しても過密状態のなかほとんど医療を受けることがでない、悲惨な状況となっています。 避妊具(薬)も不足する中、現地で医療サービスを提供しているIPPFガザチームによると、女性たちや避妊ピルを互いに分け合ってしのいでいる状況です。子宮内避妊器具(IUD)を使用している女性は、避難所の不衛生な環境により出血や感染症に苦しんでいます。現在、ガザではIUDを除去するすべはなく、出血過多を含め、女性のリプロダクティブ・ヘルスに長期的なリスクがもたらされています。 10月25日、国連は、ガザ地区の燃料が数時間以内に底をつく可能性があると発表しました。病院は緊急患者のみを受け入れているため、今後も多くの女性と女児がSRHに関する医療を受けることができないとみられています。イスラエルが、安全な出産キットを含む人道的支援物資のガザへの搬入を阻止し続ければ、ガザにいる推定5万人の妊婦[1]の大半が安全に出産できる場所を失い、少なくとも15%が合併症[2]に見舞われる可能性があり、これはすでに高止まりしている妊産婦死亡率をさらに悪化させることになります。 ガザのIPPFパレスチナ(PFPPA)の保健推進員、ワファ・アブハシェイシュは次のように述べています: 「避難所では、水不足、医療不足に加え、インフルエンザ、胸部感染症、皮膚潰瘍、疥癬、シラミ、下痢性疾患などの疾病が増加しており、少女や女性は月経障害を訴えています。女性たちは不足する避妊ピルを互いに分け合っています」 「ガザの国内避難民の数は140万人とされ、これは人口の半分以上です。過密した避難所では、食料、水、燃料が不足し、生命を維持するための基本的なサービスに刻一刻とアクセスしづらくなっています。現地の保健推進員の精神的・肉体的負担は計り知れません」 「個人的なことですが、サービス提供者として避難所にいることで、ストレス、恐怖を感じています。また、横になって寝たりまともに座ったりできないため、首や背中の痛みにも悩まされています。インフルエンザに感染し、ひどい呼吸困難になりましたが、患者数が多く、医薬品も不足しているため、満足な治療が受けられませんでした。休息をとるためには、やむを得ず危険で安全でない自宅に帰らなければなりませんでした」 IPPFパレスチナ(PFPPA)のアマル・アワダッラー事務局長は次のように述べています: 「妊婦が運よく保健センターや病院にたどり着けたとしても、受け入れられるのは子宮口が全開大してからです。さらに、病院の過密、スペース不足、物資不足のため、母子は出産後3時間以内に退院しなければなりません」 「女性たちは、もしまだ家が残っていればプライバシーのある清潔な自宅での出産を選ぶか、悲惨な状況の避難所を選ぶかを迫られています。どちらも危険であることには変わりない究極の選択です。ガザに安全な場所はありません」 メディアのお問い合わせ、パレスチナのスタッフへのお問い合わせは、[email protected] までご連絡ください。 IPPFを通じたパレスチナへの寄付はこちらから。   [1]情報源UNFPA [2]情報源MIFP

Women and girls sheltering for their lives in Gaza face dire lack of sexual and reproductive health supplies, disease outbreak
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| 30 October 2023

ガザ避難所の女性や少女たちは、衛生用品の不足や病気の流行などの危機に直面しています

推定140万人の国内避難民(人口の半数以上)を収容するガザ地区の避難所では、女性や少女たちの間で生理用品が不足し、性感染症や尿路感染症に罹患しても過密状態のなかほとんど医療を受けることがでない、悲惨な状況となっています。 避妊具(薬)も不足する中、現地で医療サービスを提供しているIPPFガザチームによると、女性たちや避妊ピルを互いに分け合ってしのいでいる状況です。子宮内避妊器具(IUD)を使用している女性は、避難所の不衛生な環境により出血や感染症に苦しんでいます。現在、ガザではIUDを除去するすべはなく、出血過多を含め、女性のリプロダクティブ・ヘルスに長期的なリスクがもたらされています。 10月25日、国連は、ガザ地区の燃料が数時間以内に底をつく可能性があると発表しました。病院は緊急患者のみを受け入れているため、今後も多くの女性と女児がSRHに関する医療を受けることができないとみられています。イスラエルが、安全な出産キットを含む人道的支援物資のガザへの搬入を阻止し続ければ、ガザにいる推定5万人の妊婦[1]の大半が安全に出産できる場所を失い、少なくとも15%が合併症[2]に見舞われる可能性があり、これはすでに高止まりしている妊産婦死亡率をさらに悪化させることになります。 ガザのIPPFパレスチナ(PFPPA)の保健推進員、ワファ・アブハシェイシュは次のように述べています: 「避難所では、水不足、医療不足に加え、インフルエンザ、胸部感染症、皮膚潰瘍、疥癬、シラミ、下痢性疾患などの疾病が増加しており、少女や女性は月経障害を訴えています。女性たちは不足する避妊ピルを互いに分け合っています」 「ガザの国内避難民の数は140万人とされ、これは人口の半分以上です。過密した避難所では、食料、水、燃料が不足し、生命を維持するための基本的なサービスに刻一刻とアクセスしづらくなっています。現地の保健推進員の精神的・肉体的負担は計り知れません」 「個人的なことですが、サービス提供者として避難所にいることで、ストレス、恐怖を感じています。また、横になって寝たりまともに座ったりできないため、首や背中の痛みにも悩まされています。インフルエンザに感染し、ひどい呼吸困難になりましたが、患者数が多く、医薬品も不足しているため、満足な治療が受けられませんでした。休息をとるためには、やむを得ず危険で安全でない自宅に帰らなければなりませんでした」 IPPFパレスチナ(PFPPA)のアマル・アワダッラー事務局長は次のように述べています: 「妊婦が運よく保健センターや病院にたどり着けたとしても、受け入れられるのは子宮口が全開大してからです。さらに、病院の過密、スペース不足、物資不足のため、母子は出産後3時間以内に退院しなければなりません」 「女性たちは、もしまだ家が残っていればプライバシーのある清潔な自宅での出産を選ぶか、悲惨な状況の避難所を選ぶかを迫られています。どちらも危険であることには変わりない究極の選択です。ガザに安全な場所はありません」 メディアのお問い合わせ、パレスチナのスタッフへのお問い合わせは、[email protected] までご連絡ください。 IPPFを通じたパレスチナへの寄付はこちらから。   [1]情報源UNFPA [2]情報源MIFP

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| 24 July 2024

「医療提供者向け 薬剤による人工妊娠中絶」の講座動画の日本語吹き替え版公開

IPPF(国際家族計画連盟)は、薬剤による中絶の正しい使用方法を広めるために、「医療提供者向け 薬剤による人工妊娠中絶」の教材をHow To Use Abortion Pillと共同で制作してき ました。国際産婦人科連合(FIGO)によって承認されたe-Learning教材となっています。 このたび、リプラ(リプロダクティブライツ情報発信チーム)の協力により、日本語吹き替え版動画が公開されました。 動画では、薬剤による中絶の基本的な知識から、具体的な使用方法、合併症の対応策まで、幅広い情報を提供します。日本語吹き替え版では、日本の医療提供者が理解しやすいように、分かりやすい言葉と映像で解説されています。また、視覚的な説明や実際の使用例を通じて、実践的な知識を得ることができます。 【視聴方法とリンク】 ※以下のリンクからVimeoにアクセスしてご視聴ください。 ※リプラのページはこちら                                薬剤による人工妊娠中絶 ≪動画構成:全8本≫ ・イントロダクション ・レッスン1:中絶ケアの概要 ・レッスン2:薬剤による中絶 ・レッスン3:中絶のセルフケア ・レッスン4:中絶前 ・レッスン5:薬剤による中絶を支援する方法 ・レッスン6:症状、副作用、合併症 ・レッスン7:中絶後 日本で行われる中絶方法は、真空吸引法と掻爬(そうは)法という2通りの方法しかありませんでしたが、2023年に「経口中絶薬」が承認され、薬剤による中絶方法が増えました。(経口中絶薬承認に対するIPPFによる声明はこちら) 世界保健機関(WHO)も兼ねてより薬剤による中絶方法を推奨しており、日本は2023年にようやくスタートラインに立つことができました。 今後、薬剤による中絶方法が浸透していくにあたり、この動画は、日本国内の医療提供者にとって非常に重要です。 助産学会ニュースによると、薬剤による中絶の教育や実践は、医療現場での質の向上に寄与する重要な要素とされ、助産師や医療提供者は、最新の情報と技術を習得することで、患者へのケアの質を高めることができます。今回の動画公開は、その一環として高く評価されています。 この動画を通じて、より安全で効果的な中絶医療が提供されることを期待しています。 ぜひご覧ください。

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| 25 July 2024

「医療提供者向け 薬剤による人工妊娠中絶」の講座動画の日本語吹き替え版公開

IPPF(国際家族計画連盟)は、薬剤による中絶の正しい使用方法を広めるために、「医療提供者向け 薬剤による人工妊娠中絶」の教材をHow To Use Abortion Pillと共同で制作してき ました。国際産婦人科連合(FIGO)によって承認されたe-Learning教材となっています。 このたび、リプラ(リプロダクティブライツ情報発信チーム)の協力により、日本語吹き替え版動画が公開されました。 動画では、薬剤による中絶の基本的な知識から、具体的な使用方法、合併症の対応策まで、幅広い情報を提供します。日本語吹き替え版では、日本の医療提供者が理解しやすいように、分かりやすい言葉と映像で解説されています。また、視覚的な説明や実際の使用例を通じて、実践的な知識を得ることができます。 【視聴方法とリンク】 ※以下のリンクからVimeoにアクセスしてご視聴ください。 ※リプラのページはこちら                                薬剤による人工妊娠中絶 ≪動画構成:全8本≫ ・イントロダクション ・レッスン1:中絶ケアの概要 ・レッスン2:薬剤による中絶 ・レッスン3:中絶のセルフケア ・レッスン4:中絶前 ・レッスン5:薬剤による中絶を支援する方法 ・レッスン6:症状、副作用、合併症 ・レッスン7:中絶後 日本で行われる中絶方法は、真空吸引法と掻爬(そうは)法という2通りの方法しかありませんでしたが、2023年に「経口中絶薬」が承認され、薬剤による中絶方法が増えました。(経口中絶薬承認に対するIPPFによる声明はこちら) 世界保健機関(WHO)も兼ねてより薬剤による中絶方法を推奨しており、日本は2023年にようやくスタートラインに立つことができました。 今後、薬剤による中絶方法が浸透していくにあたり、この動画は、日本国内の医療提供者にとって非常に重要です。 助産学会ニュースによると、薬剤による中絶の教育や実践は、医療現場での質の向上に寄与する重要な要素とされ、助産師や医療提供者は、最新の情報と技術を習得することで、患者へのケアの質を高めることができます。今回の動画公開は、その一環として高く評価されています。 この動画を通じて、より安全で効果的な中絶医療が提供されることを期待しています。 ぜひご覧ください。

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| 24 July 2024

画期的な決定:国連人権理事会、セクシュアル・ライツ(性の権利)に言及した初の決議を採択

2024年7月12日、第56回人権理事会において、「セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)(性と生殖に関する健康と権利)」の文言が、総意により協議文書に盛り込まれ、女性と女児の人権擁護にとって大きな前進となりました。 決議で「性と生殖に関する権利」の一部分ではなく全体が言及されたのは、国連の歴史上初のことです。 本決議「HIV/AIDSにおける人権 (Human rights in the context of HIV and AIDS)」では、各国政府に対し、「HIV(エイズ)への対応において、若者、特に少女と若い女性、そして障害者固有のニーズに取り組むこと」および 「(中略)性と生殖に関する健康と権利(SRHR)についての教育プログラムだけでなく、 性と生殖に関する健康(SRH)サービスを発展させること」が強く要望されました。 HIV(エイズ)に関して全会一致で決議が採択されたのは、2019年以来のことです。 これまでのSRH/RR(Sexual and Reproductive Health/ Reproductive Rights, 性と生殖の健康/生殖の権利)     への言及からさらに踏み込んだ「SR (Sexual Rights) 性の権利」が盛り込まれたことで、若者たちに性的暴力、女性性器切除(FGM)や夫婦間レイプから解放される権利、そして自らが選んだ相手と安全で健全な関係を築き、家族を作る/作らない自由が保障されました。 「文言が採択されたことは、国連における過去30年間のセクシュアル・リプロダクティブ・ライツ(SRR, 性と生殖に関する権利)の変遷の中で最も重要な進歩といえるでしょう。 自由、人権、身体の自己決定権への攻撃がますます増加している今、人権理事会の決議は、性的暴力のない人生を送るという人権擁護の目的に適うものでもあります」と     ジュネーブ事務所の       IPPFシニア国際アドバイザー、エステル・ワグナー氏は述べています。 人権理事会では、「女性と女児に対するあらゆる形態の差別の撤廃(Elimination of all forms of Discrimination against Women and Girls)」も採択され、すべての女性が身体の自己決定、SRH、リプロダクティブ・ライツ(RR)、安全な人工妊娠中絶へのアクセス、包括的性教育(CSE)を受ける権利を有することを再確認するとともに、「SRHおよびRR     の行使を犯罪化または制限するすべての法律と政策」を撤廃するよう、各国に求めました。また、国連決議では初めて、月経の貧困問題にも言及しています。 さらに、「若年妊娠および     テクノロジーを利用したジェンダーに基づく暴力     (tfGBV)の予防策の加速化」に関する新決議も採択され、「月経衛生管理、人権とジェンダー平等」に関する決議が更新されました。これらの決議では前回に比べ、ヘルスケアや人道的な側面が強調されました。IPPFはこれまで、国連の決議に進歩的かつ包括的な文言が含まれ、人々の生活に良い影響が与えられるよう、加盟協会や市民社会のパートナーと手を携えて活動を継続してきました。 IPPFは、権利の侵害や大きな困難に直面し、SRRを享受しにくい状況にある世界中の女性、女児、そして周縁化されたコミュニティと連帯しています。また国連レベルから、加盟協会が日々すべての人のSRHRのために闘いつづけている地域レベルまで、あらゆるレベルでの人権を推進するために尽力しています。 私たちは連帯し、その活動はゆるぎなく、すべての人が抑圧、差別、暴力から解放され、セクシュアル・リプロダクティブ・ライツを行使できるようになるまで、決して引き下がることはありません。

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| 12 July 2024

画期的な決定:国連人権理事会、セクシュアル・ライツ(性の権利)に言及した初の決議を採択

2024年7月12日、第56回人権理事会において、「セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)(性と生殖に関する健康と権利)」の文言が、総意により協議文書に盛り込まれ、女性と女児の人権擁護にとって大きな前進となりました。 決議で「性と生殖に関する権利」の一部分ではなく全体が言及されたのは、国連の歴史上初のことです。 本決議「HIV/AIDSにおける人権 (Human rights in the context of HIV and AIDS)」では、各国政府に対し、「HIV(エイズ)への対応において、若者、特に少女と若い女性、そして障害者固有のニーズに取り組むこと」および 「(中略)性と生殖に関する健康と権利(SRHR)についての教育プログラムだけでなく、 性と生殖に関する健康(SRH)サービスを発展させること」が強く要望されました。 HIV(エイズ)に関して全会一致で決議が採択されたのは、2019年以来のことです。 これまでのSRH/RR(Sexual and Reproductive Health/ Reproductive Rights, 性と生殖の健康/生殖の権利)     への言及からさらに踏み込んだ「SR (Sexual Rights) 性の権利」が盛り込まれたことで、若者たちに性的暴力、女性性器切除(FGM)や夫婦間レイプから解放される権利、そして自らが選んだ相手と安全で健全な関係を築き、家族を作る/作らない自由が保障されました。 「文言が採択されたことは、国連における過去30年間のセクシュアル・リプロダクティブ・ライツ(SRR, 性と生殖に関する権利)の変遷の中で最も重要な進歩といえるでしょう。 自由、人権、身体の自己決定権への攻撃がますます増加している今、人権理事会の決議は、性的暴力のない人生を送るという人権擁護の目的に適うものでもあります」と     ジュネーブ事務所の       IPPFシニア国際アドバイザー、エステル・ワグナー氏は述べています。 人権理事会では、「女性と女児に対するあらゆる形態の差別の撤廃(Elimination of all forms of Discrimination against Women and Girls)」も採択され、すべての女性が身体の自己決定、SRH、リプロダクティブ・ライツ(RR)、安全な人工妊娠中絶へのアクセス、包括的性教育(CSE)を受ける権利を有することを再確認するとともに、「SRHおよびRR     の行使を犯罪化または制限するすべての法律と政策」を撤廃するよう、各国に求めました。また、国連決議では初めて、月経の貧困問題にも言及しています。 さらに、「若年妊娠および     テクノロジーを利用したジェンダーに基づく暴力     (tfGBV)の予防策の加速化」に関する新決議も採択され、「月経衛生管理、人権とジェンダー平等」に関する決議が更新されました。これらの決議では前回に比べ、ヘルスケアや人道的な側面が強調されました。IPPFはこれまで、国連の決議に進歩的かつ包括的な文言が含まれ、人々の生活に良い影響が与えられるよう、加盟協会や市民社会のパートナーと手を携えて活動を継続してきました。 IPPFは、権利の侵害や大きな困難に直面し、SRRを享受しにくい状況にある世界中の女性、女児、そして周縁化されたコミュニティと連帯しています。また国連レベルから、加盟協会が日々すべての人のSRHRのために闘いつづけている地域レベルまで、あらゆるレベルでの人権を推進するために尽力しています。 私たちは連帯し、その活動はゆるぎなく、すべての人が抑圧、差別、暴力から解放され、セクシュアル・リプロダクティブ・ライツを行使できるようになるまで、決して引き下がることはありません。

ガザ地区ラファへのイスラエルの攻撃に関する声明 
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| 17 June 2024

ガザ地区ラファへのイスラエルの攻撃に関する声明 

イスラエルは今週、国連の主要司法機関である国際司法裁判所(ICJ)が即時の攻撃停止を命じたにも関わらず、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファにある避難民密集地区を攻撃しました。 この地区には、イスラエル当局から安全のために移動するよう強制され、命からがら避難し、テント生活を送っていた何千人もの人々がいました。夜間の攻撃は、就寝中の老若男女を襲い、人々は逃げる間もなく犠牲となりました。 ガザでこれ以上の死者が出ること、人々が避難を強要されることを防ぎ、イスラエル軍による破壊を阻止しなければなりません。パレスチナ人は、これまで何十年にもわたって隔離され、土地を剥奪され、重大な人権侵害に耐えてきました。パレスチナ人が直面している不公正は、植民地化と、それに伴う十分な人道上の責任が果たされていないためです。紛争について定めている国際法は、グローバル・ノースを含む、すべての国や地域によって守られなければなりません。  現時点で、犠牲者は37,000人以上にのぼります。生き残った女性や少女たちは、SRH(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス:性と生殖に関する健康)サービスを受けることもできず、生理用品、衛生用品も手に入らない状況で、多くの困難に直面しています。人々の我慢も限界に近づいています。このような事態をいち早く終わらせるため、私たち一人一人が自らの政府に、ガザへの人道支援のアクセスが滞らないよう働きかけなければなりません。また、イスラエル軍に武器を提供し、イスラエルの不処罰を支持し、停戦を要求しない政府は、その根拠を明らかにする必要があります。 IPPFは、イスラエルによるラファへの攻撃と、ガザ地区全域で続く残虐行為の即時停止を求めます。    IPPFパレスチナ(PFPPA)のアマル・アワダッラー事務局長は、次のように述べています。 「毎秒、毎分ごとに、壊滅的な状況がさらに悪化しています。日々多くの人々が大けがを負い、殺されています。妊娠中の女性は、赤ちゃんのことも心配しながら、自分自身に待ち受ける最悪の運命を危惧し、本来であれば幸せであるはずの出産までの時間が、完全な悪夢となっています。 女性や少女たちは、生理が来ても生理用品や清潔な水、衛生用品も手に入れることができず、不安を抱え、心に傷を負って生きています。パレスチナの人々が安全に十分な医療を受けながら、尊厳をもって生きる権利があることを世界中の人々が認識し、人道的に正しいことを求めて声をあげてください。ガザに住む何百万人ものパレスチナ人にとって、この悲劇は正当化できるものではありません。即時かつ完全な停戦が唯一の選択肢です」 IPPFのアルバロ・ベルメホ事務局長は、次のように述べています。  「ラファでは、ほぼすべての病院スタッフが強制的に避難させられ、大半の病院が機能停止しているため、医師が出産間近の妊婦を診察したり、妊婦が医療にアクセスできる状態ではありません。  ガザのIPPFスタッフが、この状況でも困っている人たちにSRHサービスを提供し続けていることは称賛すべきことですが、IPPFスタッフを含むすべてのパレスチナ人への私たちの心配は、恒久的な停戦が実現するまで尽きることはありません。 今、私たちの人間性が試されています。IPPFは、反植民地主義、反人種主義を掲げ、すべての人々の自由、解放にコミットします。沈黙はせず、声を上げつづけます」  パレスチナへの緊急支援のご寄付は、こちらからお願いいたします。

ガザ地区ラファへのイスラエルの攻撃に関する声明 
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| 30 May 2024

ガザ地区ラファへのイスラエルの攻撃に関する声明 

イスラエルは今週、国連の主要司法機関である国際司法裁判所(ICJ)が即時の攻撃停止を命じたにも関わらず、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファにある避難民密集地区を攻撃しました。 この地区には、イスラエル当局から安全のために移動するよう強制され、命からがら避難し、テント生活を送っていた何千人もの人々がいました。夜間の攻撃は、就寝中の老若男女を襲い、人々は逃げる間もなく犠牲となりました。 ガザでこれ以上の死者が出ること、人々が避難を強要されることを防ぎ、イスラエル軍による破壊を阻止しなければなりません。パレスチナ人は、これまで何十年にもわたって隔離され、土地を剥奪され、重大な人権侵害に耐えてきました。パレスチナ人が直面している不公正は、植民地化と、それに伴う十分な人道上の責任が果たされていないためです。紛争について定めている国際法は、グローバル・ノースを含む、すべての国や地域によって守られなければなりません。  現時点で、犠牲者は37,000人以上にのぼります。生き残った女性や少女たちは、SRH(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス:性と生殖に関する健康)サービスを受けることもできず、生理用品、衛生用品も手に入らない状況で、多くの困難に直面しています。人々の我慢も限界に近づいています。このような事態をいち早く終わらせるため、私たち一人一人が自らの政府に、ガザへの人道支援のアクセスが滞らないよう働きかけなければなりません。また、イスラエル軍に武器を提供し、イスラエルの不処罰を支持し、停戦を要求しない政府は、その根拠を明らかにする必要があります。 IPPFは、イスラエルによるラファへの攻撃と、ガザ地区全域で続く残虐行為の即時停止を求めます。    IPPFパレスチナ(PFPPA)のアマル・アワダッラー事務局長は、次のように述べています。 「毎秒、毎分ごとに、壊滅的な状況がさらに悪化しています。日々多くの人々が大けがを負い、殺されています。妊娠中の女性は、赤ちゃんのことも心配しながら、自分自身に待ち受ける最悪の運命を危惧し、本来であれば幸せであるはずの出産までの時間が、完全な悪夢となっています。 女性や少女たちは、生理が来ても生理用品や清潔な水、衛生用品も手に入れることができず、不安を抱え、心に傷を負って生きています。パレスチナの人々が安全に十分な医療を受けながら、尊厳をもって生きる権利があることを世界中の人々が認識し、人道的に正しいことを求めて声をあげてください。ガザに住む何百万人ものパレスチナ人にとって、この悲劇は正当化できるものではありません。即時かつ完全な停戦が唯一の選択肢です」 IPPFのアルバロ・ベルメホ事務局長は、次のように述べています。  「ラファでは、ほぼすべての病院スタッフが強制的に避難させられ、大半の病院が機能停止しているため、医師が出産間近の妊婦を診察したり、妊婦が医療にアクセスできる状態ではありません。  ガザのIPPFスタッフが、この状況でも困っている人たちにSRHサービスを提供し続けていることは称賛すべきことですが、IPPFスタッフを含むすべてのパレスチナ人への私たちの心配は、恒久的な停戦が実現するまで尽きることはありません。 今、私たちの人間性が試されています。IPPFは、反植民地主義、反人種主義を掲げ、すべての人々の自由、解放にコミットします。沈黙はせず、声を上げつづけます」  パレスチナへの緊急支援のご寄付は、こちらからお願いいたします。

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| 06 March 2024

速報: フランス、世界で初めて中絶の権利を憲法に明記

IPPFフランス(MFPF)が、全国規模のキャンペーンを主導し、フランスの議員たちは本日、中絶を「保障された自由」として同国の憲法に明記しました。 2022年に米国の最高裁がロー対ウェイド裁判を覆したとき、中絶の権利が脅威にさらされる可能性が世界に示されました。 反権利、反民主主義、保守的な運動が台頭する中、MFPFは、フランス憲法に中絶の権利を明記するための組織的なキャンペーンを開始、アドボカシー活動を主導し、パートナー、フェミニスト団体、医療専門家と共に法案を起草し、議員からの支持を集めました。 「これはフランスだけでなく、ヨーロッパ、そして世界にとって歴史的な決定です。米国最高裁によるロー対ウェイド裁判の覆しから1年半後、フランスの勝利は国際社会に対する明確かつ希望を与えるメッセージです」   - IPPF事務局長 アルバロ・ベルメホ これは、何百万人もの活動家が決してあきらめず、多くの支援を受けて生殖の自由のために闘い、連帯の下に運動を続けた成果です。 IPPFと加盟協会は、欧州連合(EU)が中絶の権利を基本的人権憲章に明記するよう提唱するなど、他の国でも女性と女児を保護し支援するために引き続き尽力していきます。

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| 05 March 2024

速報: フランス、世界で初めて中絶の権利を憲法に明記

IPPFフランス(MFPF)が、全国規模のキャンペーンを主導し、フランスの議員たちは本日、中絶を「保障された自由」として同国の憲法に明記しました。 2022年に米国の最高裁がロー対ウェイド裁判を覆したとき、中絶の権利が脅威にさらされる可能性が世界に示されました。 反権利、反民主主義、保守的な運動が台頭する中、MFPFは、フランス憲法に中絶の権利を明記するための組織的なキャンペーンを開始、アドボカシー活動を主導し、パートナー、フェミニスト団体、医療専門家と共に法案を起草し、議員からの支持を集めました。 「これはフランスだけでなく、ヨーロッパ、そして世界にとって歴史的な決定です。米国最高裁によるロー対ウェイド裁判の覆しから1年半後、フランスの勝利は国際社会に対する明確かつ希望を与えるメッセージです」   - IPPF事務局長 アルバロ・ベルメホ これは、何百万人もの活動家が決してあきらめず、多くの支援を受けて生殖の自由のために闘い、連帯の下に運動を続けた成果です。 IPPFと加盟協会は、欧州連合(EU)が中絶の権利を基本的人権憲章に明記するよう提唱するなど、他の国でも女性と女児を保護し支援するために引き続き尽力していきます。

30 Days Too Many for Women and Girls in Gaza
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| 14 November 2023

ガザの女性と少女にとって過酷な30日間

ハマスによる奇襲攻撃をきっかけに、イスラエルがガザ地区で前例のない戦争を宣言してから1カ月が経過しました。ガザでは人道的大惨事が続いています。 イスラエル当局によれば、10月7日以降、イスラエル市民約1,400人が死亡、200人が人質に取られ、数千人が負傷しました。ガザ地区では1万人以上が殺害され、その大半は女性と子どもです。 IPPFは、これ以上の残虐行為を阻止するため、即時かつ完全な停戦を求める国際的な要求に同意します。空爆とロケット弾による攻撃が続けば、民間人への援助物資の提供が事実上不可能になります。ガザ市民には、燃料、水、食料、医薬品が早急に必要とされていることに加え、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスケア(SRHケア)の緊急性も見過ごしてはなりません。 IPPF事務局長のアルバロ・ベルメホは、次のように述べています: 「ガザにいるIPPFの職員は現在、命がけで避難していますが、過酷な状況でも、できる限りの方法でSRHケアを提供しています。この30日間、ガザ全域に爆弾が降り注ぎ、これまで連盟として経験したことのない規模の破壊と荒廃が起きています。完全な停戦が実現しない中、私たちは、ガザで必死に援助をしようとしている同僚や民間人、人道支援者たちに及んでいる生命の危険を強く懸念しています。」 これまで数十年に渡ってイスラエルの占領と封鎖下にあるガザでは、SRHRのための物資、資源、設備不足が、すでに差し迫っていました。10月7日以降、パレスチナの母子が何千人も殺害され、リプロダクティブ・ジャスティス(性と生殖に関する社会正義)が繰り返し抑圧されています。妊婦はストレスやショックで流産し、安全に出産できる医療施設は現状存在していません。女性や女児は、生理用品や避妊具(薬)の深刻な不足を訴え、性感染症や尿路感染症の症例が増加していますが、医療処置はほとんど受けられません。 完全かつ即時停戦が実現しなければ、この悪循環は続き、さらに何千人もの妊産婦や新生児が死亡することが予想されます。また意図しない妊娠の増加、HIVを含む性感染症の蔓延、心理的トラウマや紛争に伴う性暴力の増加なども起こり、これらはすべて何世代にも渡って長期的な影響を及ぼすでしょう。 IPPFは、国連機関間常設委員会(UN-IASC)による、平和かつ安全な状況下での援助活動確立の要求に賛同します。ガザでは、女性や少女、社会的弱者のための特定のSRHケアのニーズを含め、すべての人々の緊急のニーズに応えうる、協調的な対応が必要とされています。 戦争犯罪や重大な国際人道法違反は、誰が行おうと、誰に対して行おうと、正当化することはできません。私たちは、どこにいても、何であっても、すべての人々に、緊急のSRHケアにアクセスする権利があることを再確認します。 IPPFは、イスラエルとパレスチナにおける民間人の暴力、苦しみ、死を終わらせるため、即時停戦を求めます。停戦は、公正な平和への道を歩むための重要な一歩です。

30 Days Too Many for Women and Girls in Gaza
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| 07 November 2023

ガザの女性と少女にとって過酷な30日間

ハマスによる奇襲攻撃をきっかけに、イスラエルがガザ地区で前例のない戦争を宣言してから1カ月が経過しました。ガザでは人道的大惨事が続いています。 イスラエル当局によれば、10月7日以降、イスラエル市民約1,400人が死亡、200人が人質に取られ、数千人が負傷しました。ガザ地区では1万人以上が殺害され、その大半は女性と子どもです。 IPPFは、これ以上の残虐行為を阻止するため、即時かつ完全な停戦を求める国際的な要求に同意します。空爆とロケット弾による攻撃が続けば、民間人への援助物資の提供が事実上不可能になります。ガザ市民には、燃料、水、食料、医薬品が早急に必要とされていることに加え、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスケア(SRHケア)の緊急性も見過ごしてはなりません。 IPPF事務局長のアルバロ・ベルメホは、次のように述べています: 「ガザにいるIPPFの職員は現在、命がけで避難していますが、過酷な状況でも、できる限りの方法でSRHケアを提供しています。この30日間、ガザ全域に爆弾が降り注ぎ、これまで連盟として経験したことのない規模の破壊と荒廃が起きています。完全な停戦が実現しない中、私たちは、ガザで必死に援助をしようとしている同僚や民間人、人道支援者たちに及んでいる生命の危険を強く懸念しています。」 これまで数十年に渡ってイスラエルの占領と封鎖下にあるガザでは、SRHRのための物資、資源、設備不足が、すでに差し迫っていました。10月7日以降、パレスチナの母子が何千人も殺害され、リプロダクティブ・ジャスティス(性と生殖に関する社会正義)が繰り返し抑圧されています。妊婦はストレスやショックで流産し、安全に出産できる医療施設は現状存在していません。女性や女児は、生理用品や避妊具(薬)の深刻な不足を訴え、性感染症や尿路感染症の症例が増加していますが、医療処置はほとんど受けられません。 完全かつ即時停戦が実現しなければ、この悪循環は続き、さらに何千人もの妊産婦や新生児が死亡することが予想されます。また意図しない妊娠の増加、HIVを含む性感染症の蔓延、心理的トラウマや紛争に伴う性暴力の増加なども起こり、これらはすべて何世代にも渡って長期的な影響を及ぼすでしょう。 IPPFは、国連機関間常設委員会(UN-IASC)による、平和かつ安全な状況下での援助活動確立の要求に賛同します。ガザでは、女性や少女、社会的弱者のための特定のSRHケアのニーズを含め、すべての人々の緊急のニーズに応えうる、協調的な対応が必要とされています。 戦争犯罪や重大な国際人道法違反は、誰が行おうと、誰に対して行おうと、正当化することはできません。私たちは、どこにいても、何であっても、すべての人々に、緊急のSRHケアにアクセスする権利があることを再確認します。 IPPFは、イスラエルとパレスチナにおける民間人の暴力、苦しみ、死を終わらせるため、即時停戦を求めます。停戦は、公正な平和への道を歩むための重要な一歩です。

Women and girls sheltering for their lives in Gaza face dire lack of sexual and reproductive health supplies, disease outbreak
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| 06 November 2023

ガザ避難所の女性や少女たちは、衛生用品の不足や病気の流行などの危機に直面しています

推定140万人の国内避難民(人口の半数以上)を収容するガザ地区の避難所では、女性や少女たちの間で生理用品が不足し、性感染症や尿路感染症に罹患しても過密状態のなかほとんど医療を受けることがでない、悲惨な状況となっています。 避妊具(薬)も不足する中、現地で医療サービスを提供しているIPPFガザチームによると、女性たちや避妊ピルを互いに分け合ってしのいでいる状況です。子宮内避妊器具(IUD)を使用している女性は、避難所の不衛生な環境により出血や感染症に苦しんでいます。現在、ガザではIUDを除去するすべはなく、出血過多を含め、女性のリプロダクティブ・ヘルスに長期的なリスクがもたらされています。 10月25日、国連は、ガザ地区の燃料が数時間以内に底をつく可能性があると発表しました。病院は緊急患者のみを受け入れているため、今後も多くの女性と女児がSRHに関する医療を受けることができないとみられています。イスラエルが、安全な出産キットを含む人道的支援物資のガザへの搬入を阻止し続ければ、ガザにいる推定5万人の妊婦[1]の大半が安全に出産できる場所を失い、少なくとも15%が合併症[2]に見舞われる可能性があり、これはすでに高止まりしている妊産婦死亡率をさらに悪化させることになります。 ガザのIPPFパレスチナ(PFPPA)の保健推進員、ワファ・アブハシェイシュは次のように述べています: 「避難所では、水不足、医療不足に加え、インフルエンザ、胸部感染症、皮膚潰瘍、疥癬、シラミ、下痢性疾患などの疾病が増加しており、少女や女性は月経障害を訴えています。女性たちは不足する避妊ピルを互いに分け合っています」 「ガザの国内避難民の数は140万人とされ、これは人口の半分以上です。過密した避難所では、食料、水、燃料が不足し、生命を維持するための基本的なサービスに刻一刻とアクセスしづらくなっています。現地の保健推進員の精神的・肉体的負担は計り知れません」 「個人的なことですが、サービス提供者として避難所にいることで、ストレス、恐怖を感じています。また、横になって寝たりまともに座ったりできないため、首や背中の痛みにも悩まされています。インフルエンザに感染し、ひどい呼吸困難になりましたが、患者数が多く、医薬品も不足しているため、満足な治療が受けられませんでした。休息をとるためには、やむを得ず危険で安全でない自宅に帰らなければなりませんでした」 IPPFパレスチナ(PFPPA)のアマル・アワダッラー事務局長は次のように述べています: 「妊婦が運よく保健センターや病院にたどり着けたとしても、受け入れられるのは子宮口が全開大してからです。さらに、病院の過密、スペース不足、物資不足のため、母子は出産後3時間以内に退院しなければなりません」 「女性たちは、もしまだ家が残っていればプライバシーのある清潔な自宅での出産を選ぶか、悲惨な状況の避難所を選ぶかを迫られています。どちらも危険であることには変わりない究極の選択です。ガザに安全な場所はありません」 メディアのお問い合わせ、パレスチナのスタッフへのお問い合わせは、[email protected] までご連絡ください。 IPPFを通じたパレスチナへの寄付はこちらから。   [1]情報源UNFPA [2]情報源MIFP

Women and girls sheltering for their lives in Gaza face dire lack of sexual and reproductive health supplies, disease outbreak
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| 30 October 2023

ガザ避難所の女性や少女たちは、衛生用品の不足や病気の流行などの危機に直面しています

推定140万人の国内避難民(人口の半数以上)を収容するガザ地区の避難所では、女性や少女たちの間で生理用品が不足し、性感染症や尿路感染症に罹患しても過密状態のなかほとんど医療を受けることがでない、悲惨な状況となっています。 避妊具(薬)も不足する中、現地で医療サービスを提供しているIPPFガザチームによると、女性たちや避妊ピルを互いに分け合ってしのいでいる状況です。子宮内避妊器具(IUD)を使用している女性は、避難所の不衛生な環境により出血や感染症に苦しんでいます。現在、ガザではIUDを除去するすべはなく、出血過多を含め、女性のリプロダクティブ・ヘルスに長期的なリスクがもたらされています。 10月25日、国連は、ガザ地区の燃料が数時間以内に底をつく可能性があると発表しました。病院は緊急患者のみを受け入れているため、今後も多くの女性と女児がSRHに関する医療を受けることができないとみられています。イスラエルが、安全な出産キットを含む人道的支援物資のガザへの搬入を阻止し続ければ、ガザにいる推定5万人の妊婦[1]の大半が安全に出産できる場所を失い、少なくとも15%が合併症[2]に見舞われる可能性があり、これはすでに高止まりしている妊産婦死亡率をさらに悪化させることになります。 ガザのIPPFパレスチナ(PFPPA)の保健推進員、ワファ・アブハシェイシュは次のように述べています: 「避難所では、水不足、医療不足に加え、インフルエンザ、胸部感染症、皮膚潰瘍、疥癬、シラミ、下痢性疾患などの疾病が増加しており、少女や女性は月経障害を訴えています。女性たちは不足する避妊ピルを互いに分け合っています」 「ガザの国内避難民の数は140万人とされ、これは人口の半分以上です。過密した避難所では、食料、水、燃料が不足し、生命を維持するための基本的なサービスに刻一刻とアクセスしづらくなっています。現地の保健推進員の精神的・肉体的負担は計り知れません」 「個人的なことですが、サービス提供者として避難所にいることで、ストレス、恐怖を感じています。また、横になって寝たりまともに座ったりできないため、首や背中の痛みにも悩まされています。インフルエンザに感染し、ひどい呼吸困難になりましたが、患者数が多く、医薬品も不足しているため、満足な治療が受けられませんでした。休息をとるためには、やむを得ず危険で安全でない自宅に帰らなければなりませんでした」 IPPFパレスチナ(PFPPA)のアマル・アワダッラー事務局長は次のように述べています: 「妊婦が運よく保健センターや病院にたどり着けたとしても、受け入れられるのは子宮口が全開大してからです。さらに、病院の過密、スペース不足、物資不足のため、母子は出産後3時間以内に退院しなければなりません」 「女性たちは、もしまだ家が残っていればプライバシーのある清潔な自宅での出産を選ぶか、悲惨な状況の避難所を選ぶかを迫られています。どちらも危険であることには変わりない究極の選択です。ガザに安全な場所はありません」 メディアのお問い合わせ、パレスチナのスタッフへのお問い合わせは、[email protected] までご連絡ください。 IPPFを通じたパレスチナへの寄付はこちらから。   [1]情報源UNFPA [2]情報源MIFP