日本人初 IPPF地域事務局長に福田友子が就任

Tomoko Fukuda, newly appointed Regional Director for IPPF ESEAOR

国際家族計画連盟(International Planned Parenthood Federation:IPPF)東京連絡事務所(公益財団法人ジョイセフ内)とIPPF東・東南アジア・大洋州地域事務局(IPPF ESEAOR)は、2019年6月1日付で、福田(ふくだ)友子(ともこ)が同地域事務局長として着任したことをお知らせします。

IPPFは世界のすべての人々が差別されることなく、自分の健康とセクシュアリティについて自由な選択ができる社会を目指し、性と生殖に関する健康と権利(セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、SRHR)の情報とサービスを提供しています。150カ国以上に広がる加盟協会から成る連盟として、現地が主導しグローバルにつながる市民社会運動を率いて、特に脆弱な立場におかれている人々の人権が守られるように活動しています。

IPPFの地域事務局長は世界に6人おり、それぞれIPPFのシニア・マネジメント・チームの一員として、IPPFのグローバルな組織運営、また各地域事務局において、IPPF加盟協会の活動を指導、協力します。福田は、日本人初の地域事務局長として、日本の加盟協会である日本家族計画協会を含む25の加盟協会を管轄する東・東南アジア・大洋州地域事務局の活動を、マレーシアのクアラルンプール本部において牽引します。

福田は、2019年5月まで公益財団法人ジョイセフのアドボカシーマネージャー。1995年に入団後、ラオス、ミャンマー、バングラデシュ、東ティモール等での開発援助プロジェクトを担当。主にリプロダクティブ・ヘルスに関する健康教育事業を手がけ、技術移転に力を注いできました。2015年からは国際保健やジェンダーの平等について政策提言を行うアドボカシーグループのチーフとして、G20/G7、TICADなどの国際会議で政策提言をしてきたほか、SDGs達成に向けて日本で活動する「SDGs市民社会ネットワーク」のジェンダーユニットの幹事団体としての任務を果たしました。SRHRに関するアジア太平洋アライアンス(APA)の運営委員、さらにユニバーサル・ヘルス・カバレッジを推進するUHC2030の市民社会参画メカニズムのアドバイザリーグループメンバーとして、日本からアジアはもとより、世界のセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスの促進に努めてきました。

就任に当たり福田は「急速に変化する社会の中で、加盟協会に求められている役割が変化してきている。迅速、かつ適切に、様々な状況におかれている人々にセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスに関する情報とサービスを提供し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成に貢献できるよう各加盟協会をサポートしたい。またIPPFとして、すべての人々のセクシュアル・リプロダクティブ・ライツの実現を求める声を力強く上げていきたい」と述べています。

福田友子は東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。