フィールドから世界へ~IPPFによる子宮頸がん予防運動の広がり~

子宮頸がんは予防できる病気です。女性のがんでは4番目に多く、2018年には世界で57万件が新規に診断されました。これは女性がかかるがんの6.6%に当たります。

子宮頸がんの発症と死亡数を減らすため、予防プログラムを紹介し、強化するセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス(SRH)団体が増えています。国際家族計画連盟(IPPF)の子宮頸がん予防活動は、誰もが健康になる権利、ジェンダー平等、女性の権利に基づいて行われています。

IPPFの『子宮頸がんマニュアル(検査と治療プログラム)』の狙いは、二次予防プログラムの実施を強化し、プライマリー・ケアと専門医療への照会をしっかり行うことで、長期にわたって発症率、死亡率を下げていくことです。スマートフォンでも読みやすい、このガイドの電子版は こちらにあります。

IPPF子宮頸がん戦略2020-2024は、IPPF包括的子宮頸がん予防(CCCP)事業を拡大、発展する目的で策定されました。子宮頸がん戦略はIPPF戦略枠組2016-2022、ジェンダー平等戦略と実施計画、事務局事業計画、IPPFアドボカシー共同アジェンダ、グローバルな子宮頸がん予防トレンド(90-70-90目標)と連動しています。この戦略により、IPPF事務局と加盟協会(MA)は以下のことを行います。

  • 女性の健康、非感染性疾患の管理、ユニバーサル・ヘルス・ケア(UHC)の必須保健サービスなど、様々な分野のプログラムにCCCPを組み込みます。
  • 対象者の文化的背景、年齢に見合った情報資料をまとめ、配布することで、長期的な社会と行動の変容を促します。
  • これまでに逃してきた機会を使ってCCCPを導入、拡大します。プログラムを最適化し、ワンストップで子宮頸がんの検査と治療を可能にして、複数のサービス提供チャンネルを通じてCCCPを可能にします。
  • MAが率先して実施するCCCPを連盟全体に拡大、強化するための追加の資金を確保します。