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「医療提供者向け 薬剤による人工妊娠中絶」の講座動画の日本語吹き替え版公開

薬剤による中絶の正しい使用方法を広めるため「医療提供者向け 薬剤による人工妊娠中絶」の動画教材を制作しました。動画では、薬剤による中絶の基本的な知識から、具体的な使用方法、合併症の対応策まで、幅広い情報を提供します。

IPPF(国際家族計画連盟)は、薬剤による中絶の正しい使用方法を広めるために、「医療提供者向け 薬剤による人工妊娠中絶」の教材をHow To Use Abortion Pillと共同で制作してき ました。国際産婦人科連合(FIGO)によって承認されたe-Learning教材となっています。

このたび、リプラ(リプロダクティブライツ情報発信チーム)の協力により、日本語吹き替え版動画が公開されました。

動画では、薬剤による中絶の基本的な知識から、具体的な使用方法、合併症の対応策まで、幅広い情報を提供します。日本語吹き替え版では、日本の医療提供者が理解しやすいように、分かりやすい言葉と映像で解説されています。また、視覚的な説明や実際の使用例を通じて、実践的な知識を得ることができます。

【視聴方法とリンク】
以下のリンクからVimeoにアクセスしてご視聴ください。
※リプラのページは
こちら                               
薬剤による人工妊娠中絶

動画構成:全8本≫
・イントロダクション
・レッスン1:中絶ケアの概要
・レッスン2:薬剤による中絶
・レッスン3:中絶のセルフケア
・レッスン4:中絶前
・レッスン5:薬剤による中絶を支援する方法
・レッスン6:症状、副作用、合併症
・レッスン7:中絶後

日本で行われる中絶方法は、真空吸引法と掻爬(そうは)法という2通りの方法しかありませんでしたが、2023年に「経口中絶薬」が承認され、薬剤による中絶方法が増えました。(経口中絶薬承認に対するIPPFによる声明はこちら
世界保健機関(WHO)も兼ねてより薬剤による中絶方法を推奨しており、日本は2023年にようやくスタートラインに立つことができました。

今後、薬剤による中絶方法が浸透していくにあたり、この動画は、日本国内の医療提供者にとって非常に重要です。

助産学会ニュースによると、薬剤による中絶の教育や実践は、医療現場での質の向上に寄与する重要な要素とされ、助産師や医療提供者は、最新の情報と技術を習得することで、患者へのケアの質を高めることができます。今回の動画公開は、その一環として高く評価されています。

この動画を通じて、より安全で効果的な中絶医療が提供されることを期待しています。
ぜひご覧ください。

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