コロナウイルスに対する支援の呼びかけ「中国の緊急事態は私たちの緊急事態」

IPPF中国(CFPA)のメンバーがコミュニティの人々に正しいマスクのつけ方を教える様子

2020年2月10日現在、中国における新型コロナウイルスの流行が続いており、発生件数も増えています。ウイルス自体の危険性は言うまでもありませんが、ウイルスの広がりによって中国の保健医療サービス、特にセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス(SRH)ケアが重大な影響を受け、命に関わる大切なサービスを安全に提供することができなくなっています。

国際家族計画連盟(IPPF)の加盟協会(MA)であるIPPF中国(CFPA)では、家族計画、母子保健、健康な妊娠・出産、思春期のSRHなどに関する情報、教育、カウンセリング、ソーシャルサービスを提供すべく、何百万人ものボランティアとスタッフが働いています。

Collecting information in hospital during the novel coronavirus outbreak

今、中国でSRHサービスを提供している彼らにできるだけの支援をしたい。その思いで皆さまにご支援を呼びかけます。今回はウイルスの感染予防に必要な物資と活動も支援対象とします。CFPAのボランティアとスタッフが脆弱なグループ、つまり女性、若者、移住者の支援をする際、できるだけ安全に活動できるようにしなければならないからです。

以下は、アルバロ・ベルメホIPPF事務局長のコメントです。

「今こそ世界中から中国への支援が必要です。IPPF加盟協会であるCFPAは、コロナウイルスが流行する中でも業務を続行し、人々の健康を守るため尽力しています。そのCFPAのボランティアとスタッフを支えるのが私たちの務めです。緊急に必要とされるマスクなどの消耗品と、予防に役立つ物資を送ります。中国の緊急事態は、私たちにとっても緊急事態ですから」

ワン・ペイアンCFPA常任副理事長は次のように述べました。

「ボランティアとスタッフは精力的に働いています。CFPAは積極的に新型コロナウイルスの情報を人々に伝え、マスクを集めて配布し、毎日、コミュニティの人々の健康状態を確認して自治体の保健担当者に報告し、心理ケアのための相談ホットラインを運営しています。私たちの活動が中国全土でSRHケアを提供することに変わりはありません。その中でも、特に社会的に弱い立場にあって被害を受けやすい人々へのコロナウイルス感染を防ぐため、医療従事者と患者の双方に必要な対処を行っています。IPPFの支援と、寄付を下さるすべての方に感謝いたします」

今回の緊急基金は、必要性が高いにも関わらず足りていないサービスを提供するために使われます。寄付の100%が加盟協会であるCFPAの活動を続けるための支援として使われます。寄付はこちらから受け付けています。

今回のコロナウイルスについて、世界保健機関(WHO)のウェブサイトで最新情報を発表しています。ご参照ください。