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IPPF、70周年を迎えて発表した新戦略
セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ分野では世界最大の組織である国際家族計画連盟(IPPF)は、70周年を迎えるに当たって新グローバル戦略を発表しました。
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| 06 June 2012
男性と少年の性の真実 ~ジェンダートランスフォーマティブなガイド~
この25年間で、HIVについて多くのことが明らかになりました。その特性、病態管理だけでなく、貧困や偏見に直面しているコミュニティで広がりやすいという傾向についても知られるようになりました。世界的に見ると、この病は世界で最も力のないコミュニティ、つまり最も貧しく、不利な立場にあり、スティグマを受け、開発から外れているグループに広がりやすく、HIV感染による負担を不均衡に受けています。若い女性のHIV陽性率が若い男性の3倍に及ぶ国が多い一方、他の地域では男性が流行の最前線に立たされています。 HIVにはこのようなダイナミックな性質があることから、それぞれの状況に応じた柔軟で適切な対応が不可欠です。しかし、国や地域に関係なく、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスとHIVプログラムにジェンダー規範と不平等を積極的に変革しようとするアプローチをしっかりと根付かせる必要があります。これらのプログラムは、若い女性と少女に力を与え、支援する法的枠組みを提供できるものでなければなりません。しかし同時に、多様な性行動や性的指向を持つ男性と少年が、個人、パートナー、夫、父親、息子、兄弟としての自らの生活を変革する道を見出せるようにすべきです。 IPPF日本HIV/AIDS信託基金は2000年に設立され、IPPFの加盟協会の能力を強化・構築し、効果的、革新的、包括的なHIVプログラムを実施するための支援をしています。その特徴は、個々の国や地域の具体的なニーズに基づいていることです。 こちらの冊子では、IPPFとIPPF加盟協会の熱心な活動を通じて達成できた事柄をご紹介します。 アフリカ、アジア、ラテンアメリカの6カ国のケーススタディとインタビューと、各分野の専門家が執筆した解説を組み合わせたユニークな構成で、女性と少女の権利を拡充するためには、その対話に、男性と少年が平等なパートナーとして参加することが密接に結びついていることを認め、保証しなければなりません。女性と少女たちのセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスを守るために男性と少年たちも積極的に自分たちの健康を守らなければならないのです。(2012年6月)
| 06 June 2012
世界への窓(和文版)HIVのリスクと脆弱性について
IPPF日本信託基金(JTF)の支援によってIPPFの加盟協会が実施した活動に関わった人々の日常生活の一瞬を切り取った写真集です。彼らがどんな世界で生きているのかを映し出した写真集となっています。和文版は第4回アフリカ開発会議(TICAD IV、2008年)に合わせて作成されました。