- - -

HIVと性感染症

HIV感染の大多数は性感染、または妊娠、出産、授乳からの感染です。 私たちは防止と治療、ケアと支援、そしてHIVに関連した汚名や差別の削減に向けて活動し、また、各地域や各国ごとに、この病気特有の問題に対応しています。

Articles by HIVと性感染症

Aedes mosquito, the mosquito trasmitting Zika

ジカ熱と闘うには、防蚊対策だけでなく、避妊と安全な中絶も必要:IPPF声明

国際家族計画連盟(IPPF)のテウォドロス・メレッセ事務局長が、ジカウイルス感染症(ジカ熱)を克服するためには、防蚊対策だけでなく、人々が避妊と安全な中絶をより受けられやすくすることも必要、との声明を発表しました。 この声明は、世界保健機関(WHO)の活動に連帯を表明し、マーガレット・チャンWHO事務局長による2月1日にジュネーブで開催予定の緊急会議への参加呼びかけに、既に現地で行動を起こしている世界最大のセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖の健康)サービスのネットワークとして応え、支持するものです。 「IPPFは緊急性を十分に認識し、すでに対策を始めています」 「南米、カリブ地域、北米を担当するIPPF西半球地域事務局では、ジカ熱に関するWHOのガイドラインをすべての加盟協会(MA)、パートナー団体、職員と共有しました」 メレッセ事務局長は、IPPFはMAに呼びかけ、ジカ熱の流行に対し、グローバルな対応に率先して協力する態勢であるとも述べました。 「IPPFは迅速に対応する準備があります。これまでのグローバルな活動経験やセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖の健康)の専門知識を生かした対応が可能です」 メレッセ事務局長はさらに、女性に対するジカ熱の影響、特に貧困や脆弱な状況にある女性に対する悪影響を強調しました。 「ジカ熱が流行する地域では、妊娠の半数は計画されたものではありません。貧困な女性や農村部の女性は、感染する可能性がより高いにも拘わらず、性教育や避妊サービスは、より受けにくい状況にあります」とメレッセ事務局長は言っています。 ラテンアメリカとカリブ地域では、約2300万人の女性が必要とする避妊方法を入手できないことが、地域における意図しない妊娠の75%を引き起こしていると推測されています。また、ラテンアメリカは、中絶が世界でもっとも厳しく法的に制限されている地域でもあります。 ジカ熱の妊産婦への影響を止めるには、避妊と安全な中絶は欠かせない、とメレッセ事務局長は主張します。 さらに「家族計画プログラムの実施を強化し、法律で認められた地域において安全な中絶サービスを、必要とする女性に提供することも、重要なジカ熱対策戦略に組み込まなくてはならない」と述べました。 報道機関へのお願い 詳細についてはIPPF本部(英国)の窓口までお問い合わせください。 TEL: +44 (20) 7939 8227 IPPFについて 国際家族計画連盟(IPPF)は、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖の健康と権利)に関するサービス提供、ネットワーク活動、政策提言を行う、世界最大の非政府組織(NGO)です。 *この記事は、IPPFウェブサイトの記事を翻訳したものです。元の記事(英語)はこちらです。

IPPF's Director General, Tewodros Melesse

IPPF戦略枠組:変化のための運動を引き起こす

2016年1月26日 国際家族計画連盟(IPPF)は2016年1月、今後7年間に適用される、新しい「戦略枠組」を公式に発表しました。この枠組を通して、少女と女性が自由に、そして自分のために、子どもを産むか産まないか、または何人の子どもを持つかを決める権利を促進し、支援していく決意を新たにしました。この新枠組は、インドネシアで開催された「国際家族計画会議」で発表されたものです。 IPPFは、家族計画、安全な中絶、HIV、性やジェンダーに基づく暴力や生殖器のがんなどへの対応を含む、効果や質の高い、権利に基づいた、統合されたセクシュアル・リプロダクティブ/ヘルス・ライツサービスを、「戦略枠組」に沿って提供します。さらに、より充実した保健医療サービスの提供を可能とするために、官民を問わず他の保健医療機関をサポートします。また、同枠組に含まれる組織の効率性や人道危機における対応能力の向上や、各国加盟協会とIPPF全体の収入額の増加を通じ、できるだけ多くの人々にサービスを提供していきます。 IPPFのテウォドロス・メレッセ事務局長は、「戦略枠組」の発表に際して次のようにコメントしました。「家族計画を提供する世界最大の市民社会組織として、IPPFは持続可能な開発目標(SDGs)に関連するセクシュアル・リプロダクティブ/ヘルスのニーズの多くに、草の根からこたえるよう支援できます。新しい「戦略枠組」によって、これまでより迅速な対応が可能となり、説明責任能力もより高い連盟になります。セクシュアル・リプロダクティブ/ヘルス・ライツの現状に実質的な変化を与える組織として、IPPFの存在感が高まるでしょう。世界中の加盟協会と策定した新しい「戦略枠組」が、今後7年間、IPPFと加盟協会やパートナーとの活動を導きます」 国連人口基金(UNFPA)のブノワ・カラサ、エチオピアのケセテベルハン・アドマス保健相、ユース・アクティビストのプリヤ・キャスなどを迎えたハイレベル・レセプションで、メレッセ事務局長は、家族計画に関する活動を見直し、全世界でさらに1億2000万人の女性にサービスを提供するという新たな目標を発表しました。 イベントの議長を務めたナオミ・セボニIPPF会長は、次のように挨拶しました。「IPPFは毎年、何百万という人々を支援しています。2015年には、約6200万人の人々がIPPFのサービスを利用しました。IPPFのコミットメントを実現し、各国政府が、確約した目標を実際に達成するよう、はたらきかけ、モニタリングしていきます。IPPFの新たなプレッジ、を実現することで、「家族計画2020(FP2020)」の大胆な目標や「持続可能な開発目標(SDGs)」の目指す世界の実現に貢献していきます」 「戦略枠組」は、 もっとも脆弱な人々のニーズを満たすことという新たなゴール達成を目指す、世界中が一丸となって引き起こす行動です。。そして、IPPFが大きな期待と誇りを持ち、今後7年間に取り組むべき優先事項を次の4つの明確な結果を出すことと定めたビジョンです。   100カ国の政府が、法制、政策やその実施状況を確実に改善させることにより、ジェンダーの平等と性と生殖に関する権利を尊重し、保護、実現する 変化を起こす政策提言者として女性・若者リーダーの活動を促す 2022年までに、10億の人々が自由意志に基づいて、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)を追求できるようエンパワーする 20億件の質の高い統合された性と生殖に関する保健医療サービスを提供する。サービスは人々の権利に基づき、安全な中絶、HIV対応なども含め、官民の保健医療機関を通じて提供する   今後7年間の活動を通じ、IPPFはより効率的で、説明責任を果たせる、団結した連盟になります。IPPFは組織の運営効率を上げ、各国、グローバルともに収益を倍増させます。ボランティアやアクティビストを養成し、独自の提言活動や発言を重ね、IPPFの「声」を構築していきます。 IPPFは、各地の加盟協会が主導し、グローバルにつながった市民社会運動を率いていくことを使命としています。その中で、全ての人々、特に公的サービスが届きにくい人々に向け、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖の健康と権利)の実現に必要なサービスを提供し、またその提供を可能にし、政策提言する活動を行っています。

2013年 活動一覧
13 August 2014

2013年 活動一覧

国際家族計画連盟(IPPF) 2013年の主要実績です。 このページからダウンロードしていただけます。

2012活動一覧
10 September 2013

2012活動一覧

サービス提供活動の成果 2012年

セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツのためのビジョン2020
16 April 2013

セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツのためのビジョン2020

セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツのためのビジョン2020はこのページからダウンロードしていただけます。

2011活動一覧
15 October 2012

2011活動一覧

サービス提供活動の成果 2011年

2010活動一覧
12 June 2012

2010活動一覧

サービス提供活動の成果 2010年

表紙 男性と少年の性の真実 ~ジェンダートランスフォーマティブなガイド~
06 June 2012

男性と少年の性の真実 ~ジェンダートランスフォーマティブなガイド~

この25年間で、HIVについて多くのことが明らかになりました。その特性、病態管理だけでなく、貧困や偏見に直面しているコミュニティで広がりやすいという傾向についても知られるようになりました。世界的に見ると、この病は世界で最も力のないコミュニティ、つまり最も貧しく、不利な立場にあり、スティグマを受け、開発から外れているグループに広がりやすく、HIV感染による負担を不均衡に受けています。若い女性のHIV陽性率が若い男性の3倍に及ぶ国が多い一方、他の地域では男性が流行の最前線に立たされています。 HIVにはこのようなダイナミックな性質があることから、それぞれの状況に応じた柔軟で適切な対応が不可欠です。しかし、国や地域に関係なく、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスとHIVプログラムにジェンダー規範と不平等を積極的に変革しようとするアプローチをしっかりと根付かせる必要があります。これらのプログラムは、若い女性と少女に力を与え、支援する法的枠組みを提供できるものでなければなりません。しかし同時に、多様な性行動や性的指向を持つ男性と少年が、個人、パートナー、夫、父親、息子、兄弟としての自らの生活を変革する道を見出せるようにすべきです。 IPPF日本HIV/AIDS信託基金は2000年に設立され、IPPFの加盟協会の能力を強化・構築し、効果的、革新的、包括的なHIVプログラムを実施するための支援をしています。その特徴は、個々の国や地域の具体的なニーズに基づいていることです。 こちらの冊子では、IPPFとIPPF加盟協会の熱心な活動を通じて達成できた事柄をご紹介します。 アフリカ、アジア、ラテンアメリカの6カ国のケーススタディとインタビューと、各分野の専門家が執筆した解説を組み合わせたユニークな構成で、女性と少女の権利を拡充するためには、その対話に、男性と少年が平等なパートナーとして参加することが密接に結びついていることを認め、保証しなければなりません。女性と少女たちのセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスを守るために男性と少年たちも積極的に自分たちの健康を守らなければならないのです。(2012年6月)

世界への窓(和文版)HIVのリスクと脆弱性について
06 June 2012

世界への窓(和文版)HIVのリスクと脆弱性について

IPPF日本信託基金(JTF)の支援によってIPPFの加盟協会が実施した活動に関わった人々の日常生活の一瞬を切り取った写真集です。彼らがどんな世界で生きているのかを映し出した写真集となっています。和文版は第4回アフリカ開発会議(TICAD IV、2008年)に合わせて作成されました。

Aedes mosquito, the mosquito trasmitting Zika

ジカ熱と闘うには、防蚊対策だけでなく、避妊と安全な中絶も必要:IPPF声明

国際家族計画連盟(IPPF)のテウォドロス・メレッセ事務局長が、ジカウイルス感染症(ジカ熱)を克服するためには、防蚊対策だけでなく、人々が避妊と安全な中絶をより受けられやすくすることも必要、との声明を発表しました。 この声明は、世界保健機関(WHO)の活動に連帯を表明し、マーガレット・チャンWHO事務局長による2月1日にジュネーブで開催予定の緊急会議への参加呼びかけに、既に現地で行動を起こしている世界最大のセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖の健康)サービスのネットワークとして応え、支持するものです。 「IPPFは緊急性を十分に認識し、すでに対策を始めています」 「南米、カリブ地域、北米を担当するIPPF西半球地域事務局では、ジカ熱に関するWHOのガイドラインをすべての加盟協会(MA)、パートナー団体、職員と共有しました」 メレッセ事務局長は、IPPFはMAに呼びかけ、ジカ熱の流行に対し、グローバルな対応に率先して協力する態勢であるとも述べました。 「IPPFは迅速に対応する準備があります。これまでのグローバルな活動経験やセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖の健康)の専門知識を生かした対応が可能です」 メレッセ事務局長はさらに、女性に対するジカ熱の影響、特に貧困や脆弱な状況にある女性に対する悪影響を強調しました。 「ジカ熱が流行する地域では、妊娠の半数は計画されたものではありません。貧困な女性や農村部の女性は、感染する可能性がより高いにも拘わらず、性教育や避妊サービスは、より受けにくい状況にあります」とメレッセ事務局長は言っています。 ラテンアメリカとカリブ地域では、約2300万人の女性が必要とする避妊方法を入手できないことが、地域における意図しない妊娠の75%を引き起こしていると推測されています。また、ラテンアメリカは、中絶が世界でもっとも厳しく法的に制限されている地域でもあります。 ジカ熱の妊産婦への影響を止めるには、避妊と安全な中絶は欠かせない、とメレッセ事務局長は主張します。 さらに「家族計画プログラムの実施を強化し、法律で認められた地域において安全な中絶サービスを、必要とする女性に提供することも、重要なジカ熱対策戦略に組み込まなくてはならない」と述べました。 報道機関へのお願い 詳細についてはIPPF本部(英国)の窓口までお問い合わせください。 TEL: +44 (20) 7939 8227 IPPFについて 国際家族計画連盟(IPPF)は、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖の健康と権利)に関するサービス提供、ネットワーク活動、政策提言を行う、世界最大の非政府組織(NGO)です。 *この記事は、IPPFウェブサイトの記事を翻訳したものです。元の記事(英語)はこちらです。

IPPF's Director General, Tewodros Melesse

IPPF戦略枠組:変化のための運動を引き起こす

2016年1月26日 国際家族計画連盟(IPPF)は2016年1月、今後7年間に適用される、新しい「戦略枠組」を公式に発表しました。この枠組を通して、少女と女性が自由に、そして自分のために、子どもを産むか産まないか、または何人の子どもを持つかを決める権利を促進し、支援していく決意を新たにしました。この新枠組は、インドネシアで開催された「国際家族計画会議」で発表されたものです。 IPPFは、家族計画、安全な中絶、HIV、性やジェンダーに基づく暴力や生殖器のがんなどへの対応を含む、効果や質の高い、権利に基づいた、統合されたセクシュアル・リプロダクティブ/ヘルス・ライツサービスを、「戦略枠組」に沿って提供します。さらに、より充実した保健医療サービスの提供を可能とするために、官民を問わず他の保健医療機関をサポートします。また、同枠組に含まれる組織の効率性や人道危機における対応能力の向上や、各国加盟協会とIPPF全体の収入額の増加を通じ、できるだけ多くの人々にサービスを提供していきます。 IPPFのテウォドロス・メレッセ事務局長は、「戦略枠組」の発表に際して次のようにコメントしました。「家族計画を提供する世界最大の市民社会組織として、IPPFは持続可能な開発目標(SDGs)に関連するセクシュアル・リプロダクティブ/ヘルスのニーズの多くに、草の根からこたえるよう支援できます。新しい「戦略枠組」によって、これまでより迅速な対応が可能となり、説明責任能力もより高い連盟になります。セクシュアル・リプロダクティブ/ヘルス・ライツの現状に実質的な変化を与える組織として、IPPFの存在感が高まるでしょう。世界中の加盟協会と策定した新しい「戦略枠組」が、今後7年間、IPPFと加盟協会やパートナーとの活動を導きます」 国連人口基金(UNFPA)のブノワ・カラサ、エチオピアのケセテベルハン・アドマス保健相、ユース・アクティビストのプリヤ・キャスなどを迎えたハイレベル・レセプションで、メレッセ事務局長は、家族計画に関する活動を見直し、全世界でさらに1億2000万人の女性にサービスを提供するという新たな目標を発表しました。 イベントの議長を務めたナオミ・セボニIPPF会長は、次のように挨拶しました。「IPPFは毎年、何百万という人々を支援しています。2015年には、約6200万人の人々がIPPFのサービスを利用しました。IPPFのコミットメントを実現し、各国政府が、確約した目標を実際に達成するよう、はたらきかけ、モニタリングしていきます。IPPFの新たなプレッジ、を実現することで、「家族計画2020(FP2020)」の大胆な目標や「持続可能な開発目標(SDGs)」の目指す世界の実現に貢献していきます」 「戦略枠組」は、 もっとも脆弱な人々のニーズを満たすことという新たなゴール達成を目指す、世界中が一丸となって引き起こす行動です。。そして、IPPFが大きな期待と誇りを持ち、今後7年間に取り組むべき優先事項を次の4つの明確な結果を出すことと定めたビジョンです。   100カ国の政府が、法制、政策やその実施状況を確実に改善させることにより、ジェンダーの平等と性と生殖に関する権利を尊重し、保護、実現する 変化を起こす政策提言者として女性・若者リーダーの活動を促す 2022年までに、10億の人々が自由意志に基づいて、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)を追求できるようエンパワーする 20億件の質の高い統合された性と生殖に関する保健医療サービスを提供する。サービスは人々の権利に基づき、安全な中絶、HIV対応なども含め、官民の保健医療機関を通じて提供する   今後7年間の活動を通じ、IPPFはより効率的で、説明責任を果たせる、団結した連盟になります。IPPFは組織の運営効率を上げ、各国、グローバルともに収益を倍増させます。ボランティアやアクティビストを養成し、独自の提言活動や発言を重ね、IPPFの「声」を構築していきます。 IPPFは、各地の加盟協会が主導し、グローバルにつながった市民社会運動を率いていくことを使命としています。その中で、全ての人々、特に公的サービスが届きにくい人々に向け、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖の健康と権利)の実現に必要なサービスを提供し、またその提供を可能にし、政策提言する活動を行っています。

2013年 活動一覧
13 August 2014

2013年 活動一覧

国際家族計画連盟(IPPF) 2013年の主要実績です。 このページからダウンロードしていただけます。

2012活動一覧
10 September 2013

2012活動一覧

サービス提供活動の成果 2012年

セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツのためのビジョン2020
16 April 2013

セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツのためのビジョン2020

セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツのためのビジョン2020はこのページからダウンロードしていただけます。

2011活動一覧
15 October 2012

2011活動一覧

サービス提供活動の成果 2011年

2010活動一覧
12 June 2012

2010活動一覧

サービス提供活動の成果 2010年

表紙 男性と少年の性の真実 ~ジェンダートランスフォーマティブなガイド~
06 June 2012

男性と少年の性の真実 ~ジェンダートランスフォーマティブなガイド~

この25年間で、HIVについて多くのことが明らかになりました。その特性、病態管理だけでなく、貧困や偏見に直面しているコミュニティで広がりやすいという傾向についても知られるようになりました。世界的に見ると、この病は世界で最も力のないコミュニティ、つまり最も貧しく、不利な立場にあり、スティグマを受け、開発から外れているグループに広がりやすく、HIV感染による負担を不均衡に受けています。若い女性のHIV陽性率が若い男性の3倍に及ぶ国が多い一方、他の地域では男性が流行の最前線に立たされています。 HIVにはこのようなダイナミックな性質があることから、それぞれの状況に応じた柔軟で適切な対応が不可欠です。しかし、国や地域に関係なく、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスとHIVプログラムにジェンダー規範と不平等を積極的に変革しようとするアプローチをしっかりと根付かせる必要があります。これらのプログラムは、若い女性と少女に力を与え、支援する法的枠組みを提供できるものでなければなりません。しかし同時に、多様な性行動や性的指向を持つ男性と少年が、個人、パートナー、夫、父親、息子、兄弟としての自らの生活を変革する道を見出せるようにすべきです。 IPPF日本HIV/AIDS信託基金は2000年に設立され、IPPFの加盟協会の能力を強化・構築し、効果的、革新的、包括的なHIVプログラムを実施するための支援をしています。その特徴は、個々の国や地域の具体的なニーズに基づいていることです。 こちらの冊子では、IPPFとIPPF加盟協会の熱心な活動を通じて達成できた事柄をご紹介します。 アフリカ、アジア、ラテンアメリカの6カ国のケーススタディとインタビューと、各分野の専門家が執筆した解説を組み合わせたユニークな構成で、女性と少女の権利を拡充するためには、その対話に、男性と少年が平等なパートナーとして参加することが密接に結びついていることを認め、保証しなければなりません。女性と少女たちのセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスを守るために男性と少年たちも積極的に自分たちの健康を守らなければならないのです。(2012年6月)

世界への窓(和文版)HIVのリスクと脆弱性について
06 June 2012

世界への窓(和文版)HIVのリスクと脆弱性について

IPPF日本信託基金(JTF)の支援によってIPPFの加盟協会が実施した活動に関わった人々の日常生活の一瞬を切り取った写真集です。彼らがどんな世界で生きているのかを映し出した写真集となっています。和文版は第4回アフリカ開発会議(TICAD IV、2008年)に合わせて作成されました。