人工妊娠中絶

IPPFは安全で合法的な人工妊娠中絶サービスを推進するために活動し、選択の自由のために政策提言を行います。この活動は、出産を決断する女性の権利の支持と、安全でない人工妊娠中絶がもたらす悲惨な結果の撲滅に向けた誠実なコミットメントに基づいています。

「グローバル・ギャグ・ルール」の再導入は、さらなる意図しない妊娠、予防できる傷病とそれを原因とする死を多数、招くことになるだろう。。世界の女性、男性、子どもたちを守るために活動する組織として、IPPFとその世界170カ国に広がるパートナーたちは、人権を侵害し、女性の命を危険に追いやる政策には署名しない。
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が拡大する中、世界各地で女性が様々な理由により安全な人工妊娠中絶ケアを受けられずにいます。中絶ケアなどセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス(SRH)の優先順位が低下し、COVID-19対応で保健システムが逼迫し、移動の制限がかかって医療機関に行くことを恐れるという状況で、ますます安全な中絶を受けることが難しくなっています。
多くの国では厳しい規制があり、人工妊娠中絶を受けるのは容易ではありません。昨今のグローバルなパンデミックを受け、安全な中絶ケアにますますつながりにくくなっています。安全な人工妊娠中絶行動基金(Safe Abortion Action Fund、SAAF)のローラ・ハーレー プログラムアドバイザーの寄稿です。
米国スタンフォード大学の研究グループの論文で、グローバル・ギャグ・ルール(GGR、メキシコシティ政策)とサハラ以南のアフリカにおける人工妊娠中絶率との関連が明らかになりました。IPPFはSRHRに関連する幅広い保健医療サービス、コミュニティの教育活動、市町村から国、地域と国際レベルにわたる啓発活動を通じて、すべての人がSRHRを実現できる世界を目指します。
アルゼンチン上院で行われた採決で、妊娠14週までの中絶を合法化する法案が僅差で否決されました。結果は、賛成が31票、反対が38票、留保が2、それに欠席が1でした。
国際家族計画連盟(IPPF)は、アイルランドの人々が憲法修正第8条を廃止する決断を国民投票によって示したことを、心より歓迎します。
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グローバル・ギャグ・ルールは米国国際開発庁(USAID)の援助を受ける国際組織が、中絶と中絶のカウンセリングを保健サービスとして提供するだけでなく、妊娠した女性の選択肢として中絶を提案することも、中絶を家族計画とセクシュアル/リプロダクティブヘルスケアの一部とすることも差し止める政策です。中絶を希望する女性と少女を医療機関に照会することもできません。
米国による グローバル・ギャグ・ルール(GGR)の適用範囲の拡大により、世界でもっとも貧困に苦しむ女性と少女たちの何百万という命が脅かされると、テウォドロス・メレッセIPPF事務局長は訴えています。
日本政府による拠出に関する発表を受け、テウォドロス・メレッセIPPF事務局長から以下のコメントを発表します。
オペレーション・リサーチやサービス・デリバリー、そしてアドボカシー(政策提言)を通じて、安全な人工妊娠中絶行動基金(Safe Abortion Action Fund、SAAF)は安全でない人工妊娠中絶を防止し、合併症に苦しむ多くの女性や少女を支援します。 合併症は、安全な人工妊娠中絶サービスにアクセスできないことによるもので、毎年推計6万7,000人が命を落とす原因となっています。 この緊急課題であるセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス(sexual and reproductive health)に取り組むため、援助国政府は、世界で最貧国のNGOに対して柔軟な資金援助をすることで最も効果的な成果を得ることができると同意しました。NGOはコミュニティの女性のニーズを理解する最良の場所で活動します。安全な人工妊娠中絶行動基金は2006年にデンマーク、ノルウェー、スウェーデン、スイス、そして英国政府により設立され、IPPFは援助国に代わって基金を運営管理するよう依頼されました。 最初のフェーズでは50のプロジェクトおよび医療従事者5,500人と支持者7,500人に対する研修、30万人の女性に対する直接のサービス提供を支援しました。 結果として、多くの政府が新たに支援を行い、2011年に35の新規プロジェクトが開始されました。SAAFは援助機関、支持者、そして国際機関の代表から構成される統治機構を有します。それらの資金と経験は、IPPFの専門性と管理運営力と調和し、救命および政策変更に関する重要な草の根活動を支援します。 最新の基金情報についてはSAAFをご確認ください。